ナローゲージ・モデリングのページ(日本語版のみ)

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小林泰生氏画


 ナローゲージの鉄道の魅力、線路の幅だけではなくそこを走る車両は小さく、ホームの高さも低くて人に身近です。そして、ある時は家々の中を軒先をかすめながら、あるときは森の木々の枝に触れながら、ある時は険しい絶壁を岩肌に這うようにナローの列車は進みます。

 日本のナローゲージは大きく分ければ森林鉄道(ロギング・ライン)や鉱山鉄道(マイニング・ライン)、建設工事などの業務として営業されていたものを除けば、ほとんどは軽便鉄道法という法律によって明治末期から昭和初期にかけて建設された鉄道をルーツとしています。三重県四日市市には近鉄の内部・八王子線が、お隣の桑名市には三岐鉄道で再スタートすることになった北勢線が、日本国内で唯一残る、その系譜を受け継ぐ鉄道で今も健在です。これらの鉄道を中心に元気な時代のナローゲージの姿をノスタルジーたっぷりに語ってみたいと思います。 

jiha_s.gif (2991 バイト) 第1話「まぼろしの軽便ターミナル」 四日市合同駅の推定配線図・駅舎の紹介
jiha_s.gif (2991 バイト) 第2話「自転車に抜かれたトラム型コッペル」 四日市鉄道(近鉄湯ノ山線)・三重軌道(近鉄内部・八王子線)の開業当時の車両たち
jiha_s.gif (2991 バイト) 第3話「箱電こけた」 GEスケネクタディ製箱電三態と元東京市電
このページの登場人物紹介 文および構成:むらかみ・まさき(文中M)
イラスト:小林泰生氏(文中Kさん)
写真および資料提供:椙山 満氏(文中S先生)