二〇三空の戦闘詳報の一部



例によって、そのまま写してあるわけじゃないので要注意です。

第203部隊戦闘詳報第2号 台中迎撃戦
S20 1/1〜 20 1/5
1/01 0933 fc0 x 24機 上海台中経由菲島アンヘレス進出兼空輸のため
   笠ノ原基地発進
   1320 全機上海戍基地着
1/02 1000 零戦21台中に向け上海発進
   1300 零戦21台中着
1/03 0800 戦闘機隊 攻撃待機
   0930 戦闘機8機上空哨戒 発進
   0948 F6F 8機 台中一帯(?原文が判読できず)来襲
   0950 SB2C 4機 直衛(F6F)6機 台中を東に進む
   1M 新竹南方にてF6F 4機と交戦 4機撃墜(内1機不確実)
     右の他 木下大尉 早川二飛曹は 敵機撃墜の算大なり
     (帰投せる搭乗員の報告)
     木下大尉 行方不明、早川二飛曹 新竹にて自爆 河内一飛曹
     桃園にて不時着 4日朝台中に帰投
   2M F6F数機と交戦戦果不明
     清水一飛曹 行方不明 片野二飛曹 「タクラン」飛行場に
     不時着 4日朝 台中に帰投
     1000 fc0 x 2帰着(井上上飛曹は1145帰着)
   1000 fc0 x 10 離陸迎撃
     西尾少尉 山崎(繁)一飛曹は新竹上空にてF6F 6機と交戦
     西尾少尉 竹南にて自爆、敵機撃墜の算大なり
     山崎一飛曹 被弾3 富永二飛曹 行方不明
     田口二飛曹 彰化上空にてF6F 1機撃墜 1機撃破(不確実)
     原田二飛曹 彰化上空にてF6F x 3 と交戦 1機撃墜
     台中飛行場に不時着の際被弾炎上(味方機銃により)
     吉澤、原二飛曹は清水街にて戦死
   1128 F6F x 3台中飛行場に来襲 機銃掃射を受け
      96fb(ん?写し間違えたか?) 1機炎上焼失(地上)
   1315 fc0 x 2 花蓮港東方強行偵察
      fb x 60, F6F x 60発見 花蓮東方洋上において交戦
      その下方に巡洋艦2隻視界1〜2粁にて空母を認められしも
      現状より判断してその存在確実なり。
      (どーゆー意味じゃ? 写し間違えたか?)
      同付近にて巡洋艦の一斉射撃を受く、戦果被害無し
   1450 fc0 x 6 離陸迎撃
   1520 fc0 x 6 帰着 敵を見ず
   1535 fc0 x 1 帰着 (粕倉少尉)
      1機(木村飛曹長)は台東飛行場に不時着


海軍水上戦闘機隊 目次に戻る
表紙に戻る