ラバウルのこと



米戦略爆撃調査団のラバウルに居た将軍からの聞き取り調査です。
例によって原文そのままでないですから、そんなこともあったのか程度に読んでください。
レーダー射撃指揮装置付の高角砲が送られていたとは知らなかった。

無人特攻撃は3回見た。
(無線誘導による飛行機爆弾のことでしょう)。

飛行場の最大収容力
飛行場機種最大収容保有最大
ラクナイfc150150
fb5040
その他3030
トベラfc150(増築前は70)60
ブナカナウ中型爆撃機120100
LB or VT50
その他5030

電探砲火指揮装置
  12.7連装砲に付属ブナカナウ教会付近に配置
  1943年10月3日陸揚げ、12月終わり運用開始
  1944年4月に破壊される
  2月中に夜間雲間を通して30回射撃
  幾多の欠陥があったので有効とは考えなかった。


失われた対空火器
種類門数
12.78門中3門破壊
1215中3門破壊
20門中2門破壊
75門中17門破壊
25、20、13.2249基中65基破壊

飛行場に対しては重爆、中爆が有効、重爆(中爆?読めん)は地上施設にも
有効、高射砲座には急降下爆撃は有効。

大中口径砲は一般に3000呎(フィート)で目標追尾
軽機は効果が無いと考え、又弾薬取り替える必要があるため
この方法はとらなかった。
(じゃあ、どうしていたんだろう、というか、この方法ってのが、
よくわからないのですが、弾幕射撃ということなのでしょうか?

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