パワーベースボール8シーズン目レポート
8シーズン目レポート
シーズン総括
優勝 バファローズ 13勝 3敗
2位 タイガース 10勝 5敗 1分
3位 オリオンズ 8勝 8敗
4位 カープ 7勝 8敗 1分
5位 ブレーブス 1勝15敗
ペナントレースは前半戦が終了した時点でバファローズ、タイガース、カープに絞られましたが、まずバファローズVsカープ4連戦で1勝3敗と
負け越して
脱落、
最後のバファローズVSタイガース
2連戦でタイガース
が2連勝したら
優勝
だったのですが1戦目の9回
表ネコの本塁打で
バファローズが
追いつき、
11回表
リーグ最高峰の
ナックルボーラー()が
信じ難いことに4失点を喫しバファローズの優勝が決まった。
まことに信じ難いことである、普通打てませんぜ(だってよ球威が8から始まるんだぜ、どうやってら打てるんだ?)、恐るべきはM君、
タイトルホルダー達
MVP ビグザム(Bu)
本塁打王 ビグザム(Bu) 8本
ちょうちんアンコウ(Bu ) 8本
首位打者 ビグザム(Bu) .391
打点王 地雷原3号(C ) 14打点
盗塁王 ビグザム(Bu) 8盗塁
最優秀防御率 蒼龍(T ) 0.47
最多勝 関(O ) 3勝
マイティ(Bu) 3勝
荒木(Bu) 3勝
保科(Bu) 3勝
蒼龍(T ) 3勝
最多セーブポイント 蒼龍(T ) 6
最優秀奪三振率 関(O ) 11.53
ベストナイン
投手 蒼龍(T)
捕手 梨田(Bu)
指名打者 ビグザム(Bu)
一塁手 どらえもん(C)
二塁手 忘れました
遊撃手 忘れました
三塁手 忘れました
外野手 新庄(Bu)
愛野(Bu)
平野(T)
シーズン終了後の監督の談話(タイガースの監督は敗戦のショックでそそくさと帰宅したため談話をとれず)
バファローズ監督談話
監督は何もやってません、選手の力です、(本音の方の取材もできていますが、オフレコとのことですから、隠しておきます。
来年こそは我がチームと優勝争いするチームが出現することを望みます(今年、バファローズと争い敗れたカープとタイガースは優勝争いしたうちに入らないのだろうか?)
カープ監督談話
ロッテはやっぱりロッテだった(意味不明だったので解説を求めたら優勝に関係ないところでだけ強いとのことだった。よほど最終2戦でオリオンズに惜敗し4位に蹴落とされことが不満らしい、こちらは最後まで全力で戦っただけなのだが)
来年は打倒ロッテ、ロッテを叩く、ロッテの投手陣を打ちこむ、関をめった打ちにする。関にタイトルを取らすな。(かんべんしてくれ、なぜこれほど目の仇にする、まるでロッテに勝たせちゃいけない教の教祖のようだ、ああカープにわざと負けておけばよかった)
ブレーブス監督談話
敗軍の将兵を語らず
来年は目指せAクラス
タイガース監督の談話
は無いのでカープ監督のタイガース評を記しておく、「タイガースの投手陣では近鉄打線を抑えきれない」。
ついでにバファローズ監督の談話も掲載する「タイガースの投手陣はカープ投手陣より1ランク落ちる」
この両者のコメントであるが彼らは2年連続でベストナイン投手を輩出した、タイガースの監督の力量を失念しているようだ。
第3者のオリオンズ監督からみたタイガース投手陣の力量は決してカープ投手陣に見劣りはしていない。単純な選手の能力だけとってみればカープ投手陣がタイガース投手陣を凌駕しているのは認めるが。
オリオンズ監督の談話
今年は昨年度と一転して打撃優位のシーズンだったように見える、表面的には・・・、しかし打撃部門のタイトルホルダーをバファローズの選手もしくはバファローズの選手の出身者で占められているのを見てわかるとおりバファローズの一人勝ちにすぎず、他チームは基本的には昨年度と状況は変わってはいない。
バファローズはちょっとしゃれにならない豪打を誇った、この打線を抑える力量を持つ投手を持つのはタイガースとカープだけなのだが、その優秀な両チームの投手達ですら打ちこまれた。
来シーズンの両チームがどうこの打線に対応してゆくのか見物である。
我がチームは投手陣の老齢化が目立ちちょっと来年以降のめどがたたない、関もそろそろ能力低下が始まるためこれ以上の上積みは望めず、お先真っ暗である。
ブレーブスの投手陣に関しては、カープ戦で打ちこまれ「かわしてなんとかする時代は過ぎたってことですかね」とコメントを残すほどのショックを受けたようだが、かわしてもどうしようもないカープ打線を目の当たりのして、今後どのように投手力を整備してゆくのだろうか、どう打開策を見つけるか、注目したい。
オリオンズのことに話を戻して、勝敗こそ8勝8敗だが、内容面はぼろぼろのシーズンだった、最初の10戦で2勝8敗と大きく負け越し早々と優勝争いから脱落したうえ、ベストナインに誰も選ばれなかったことに現れるように打線が全く振るわなかった、これに関しては打開の策は見出されていない。
貧打とはいえ本塁打はぽつぽつと出るため、投手陣を整備して最小得点を守りきって勝つしかないだろうと思っている。
ただその投手陣の整備の目処が立っていないどころか、老齢化で実力の低下が明らかなのが悩みのたねである。
投手陣の老齢化が進んでいると書いたが、今季の8勝はその老齢化が進む投手陣の頑張りで勝ち取ったものであり、その点に関しては彼らはたたえられてよい。
最多勝を辛うじて勝ち取った関をはじめとして、先発の菊池(聡)と中継ぎの小宮山が防御率1点台。前田も期待に背いたとはいえ3点台。我がチームの将来は彼らの肩にかかっている。(とはいえ前田を除けばみな年齢が30台で長くはもつまい)
戦力
近鉄の監督が代わり映えしないと言っていたが、そのとおりで、打線に関しては完成形態に入っているので、来年以降も同様な戦力で戦って行くことになる。
新人に関しては今年は大失敗。現在チームにいる選手と似たようなタイプのうえ高齢なので使ったとしても代わり映えしないだろう。
新外人は外見は凄そうだが実際には役立たずっぽいのでマンシュタインと命名、本当に凄い選手だったらエゴン・マイヤーと名づけていただろうな。
とりあえず、外見は凄そうなのでマンシュタインを指名打者にし、前年度までの大塚をセンターに回し、1年目からずっとレギュラーだった結城を控にするのが、今シーズンの打線の基本形だ。
投手は小野が解雇されて頭数が一人減ったので2軍から2人上げる、南は上で投げる実力はあるのだが、スタミナ面が心もとないので、前田も上げる、前田は上で投げるには時期尚早だが、1軍の投手陣は人数が減った以上に老齢化がすすみ。かつてのエース菊池(聡)(もう36歳だ)抑えの切り札小宮山も他チームの打線におされ気味になっているので、せめて頭数だけでも揃える必要があるのだ。
今後の事は・・・又考えよう。
第1戦 バファローズ対オリオンズ
開幕投手は関だが、試合前チェックでコントロールに難があることが判明、この投手のコントロールがこれ以上悪くなったら、手のうちようがない、至急ブルペンに菊地(聡)が走り、1ナウトを取ったところで交代、菊池(聡)もさぞかし驚いたことだろう。
相手の先発は桂。驚異的なコントロールを誇るリーグ有数の投手だ。
先制はマンシュタインの突発的に出たソロホーマーで取ったものの打線は湿りがち・・・ではなく沈黙する。菊地(聡)もよくがんばったのだが、自分自身の守備の難を突かれて3失点、スタミナの切れたところで降板、まあよくがんばってくれた。
続いて銭場、岡本と継投するが、彼らももう31歳と36歳である。若いバファローズ打線を抑える力はもうなかった。終わってみれば8対3で敗戦。
バファローズの監督は桂が未だ有効なのがわかったとご機嫌だったが、そうだろうあれだけのコントロールと球威があれば通用しないはずがない。
第2戦 バファローズ対オリオンズ
開幕戦で既に投手陣のスタミナの先行きに不安を感じたので(何しろ8連戦の頭に先発投手を4人も使ってしまったのだ)。
岡本に一人で投げきることを指示、そのかわり、失点は許容する。勝つには打ち勝つしかない。
しかしバファローズの全ての優勝を知る女マイティの前に打線は沈黙、最終回焼け石に水の葛城の一発のみに抑えられ、9対1で敗北。
第3戦 タイガース対オリオンズ
内野守備を固めるため南淵をファーストに、ファーストの葛城を指名打者に回す。
先発は関。打線は相変わらず沈黙気味だが、なぜか大塚一人が3本塁打と爆発、一人でほとんどの打点をたたき出し、7対3でやっと初星。
投手は関、小宮山とリレー、関は3失点だが、あぶなげない投球だった、というか、関が通用しなくなったらチームの崩壊を意味する。
四球後の出会い頭の一発は制球の悪い関なら仕方のないことだ。
第4戦 タイガース対オリオンズ
全16戦という短期決戦において、この試合で勝って2勝2敗に持ちこむか、負けて1勝3敗になるかは、ミュンヘベルク(天国)とルントシュテット(地獄)の差がある。
優勝を狙うためには何としてでも勝たねばならぬ試合だった。
期待を一身に担って菊池(聡)が中2日で先発。
菊地もその期待に応え、6回途中まで1失点に抑える好投をみせる。
続く新顔の前田も必死で相手打線を押さえるが、打線が相変わらず沈黙、大塚のソロホーマーで追い付くのがやっと。
その前田も延長12回ついに力尽き失投を熊サンに本塁打されサヨナラ負け、ルントシュテットになった。
敗因は打線の不調にあるのは当然だが。前田も表面上はよくがんばったのだが、6回ちょっとを1失点の好投の裏には、相手打線も湿り勝ちだった事があり、やはり1軍に上げるのは早すぎた感がある。来年は外人投手を獲るなり、他チームの解雇選手を獲るなりして、頭数を揃え、前田はもう少し2軍で練習する必要がありそうだ。
第5戦 オリオンズ対カープ
カープはブレーブス戦2試合で19点を奪っている、もともと元々投手力と守備力は
リーグbPを誇るこのチームが守備力を落とさずに打線を超一流にしてきたのである。
それでも1勝3敗の現在、このチームに勝たねば優勝はない。
先発投手は須田、コントロールに難があるが、主用4球種の球威はチームのベテラン連中よりもある投手だ。全力投球すればエースの関を凌駕する球威となるので後のことは考えずに飛ばすだけ飛ばすことにする。
先発投手の須田の名前を聞いたとたん、カープの監督は「なーんだ3線級ピッチャーか」とばかにしてくれる。たしかにそちらの投手と比べればたいしたことはなくとも、こちらにとっては先発足る能力を持つ投手なんだ、嫌味な奴だ。
所が初回その須田が地雷原3号に疑惑の3ランを打たれてしまうのだ。
なんとかその3点に抑えたが、完全に力負けしての失点だった、これからどうなることやら。
相手の氷上も物凄い投手なので(最もどいつもこいつも凄い投手なので、誰が投げてきても同じだ)これは負けかなと思った、その裏の攻撃で丹波の3ランで同点となる。
氷上の失投が続いたのだ。
その後両チームの打線は沈黙する。全力投球を続ける須田は5回途中で降板、小宮山がつなぎ、その小宮山のスタミナも切れたところで南にスイッチ。
カーブも何名かの継投で、我が打線を完璧に抑えこむ。
12回南の失投をすかさずに捉え機動力をからめた攻撃でカープが得点。
敗北した。
カープの監督は南が出てきたところで、失投のある投手なのでなんとかなると思ったと語ったが、こちらはもう南しか残っていなかったのだ。
これで1勝4敗優勝はかなり難しくなってきたが、最後まであがいてみよう。
第6戦 オリオンズ対カープ
関の奮闘でかろうじて勝つ。
第7戦 オリオンズ対バファローズ
先発は銭場。相手投手はマイティ。もう珍しくない顔合わせである。
試合前チェックで熊野が5試合出場不能、このバファローズ戦2試合を象徴するような出来事だった。能力が2個所低下していよいよ打てない選手になったが、最近は守備固め先任だったので我慢できる。
先制したのはオリオンズ、高見、南淵の下位打線2人が連続ホーマー。
この点を守りきりたかったが、ついに耐え切れず逆転を許し、代わった岡本がさらに失点2対6で敗北。
第8戦 オリオンズ−バファローズ戦
先発はオリオンズ菊池(聡)、バファローズ桂。これまたよくある組合わせとなった。
初回バファロ−ズの先頭打者に菊池の投じた球種番号1桁の楽しいスライダーを痛打され、いきなり本塁打される。試合中盤さらにちょうちんあんこうに本塁打され、代わった前田も打たれ、あきらめムードで送った岡本も打たれ6失点。
対する味方打線はまったく振るわず、最終回武藤のソロホーマーと、エラーで出したランナー2人を置いての代打マンシュタインの3ランで追撃したがそれまで、名前のとおり「失われた勝利」であった。
これで前半戦8試合が終了。2勝6敗の成績に終わった。
ついでに現時点での他チームの成績を書いておくと。
バファローズ 5勝1敗
タイガース 4勝1敗1分
カープ 5勝2敗1分
ブレーブス 1勝7敗
となっている。
最下位転落まであと一息といったひどい状況だが、こうなったら上を見て大事に一戦一戦戦ってゆくしかない。
第9戦オリオンズ対タイガース
前半戦を2勝6敗で終了して向かえた後半戦、前半にあれほど苦労した投手のスタミナ不足も中3日の休養で、銭場を除きほぼ全回、先発にエースの関をたててタイガース戦を迎えた。試合前チェックで関がヒットを打たれるまで球威+1となる。
しかしこれが落とし穴となったのだ。
ヒットが打たれたくないための球威増しでのピッチングにスタミナの消耗が激しく、2回打者一巡もしないうちに駒に本塁打を許し先制を許す。
3回ダブルプレイ失敗やフィルダーチョイスなど守備の乱れで2点を失い、2アウトでなお満塁、イニングスタミナも尽きトータルスタミナの2/3を消耗し疲れ果てた関を降板、岡本をリリーフに送る。タイガースの監督は早い降板に不審がっていたがイニングスタミナが尽きた状況でなおも続投させたら、残った1/3のスタミナさえ消耗し尽くしていた危険も大きかったろう、ここらが限界だったのだ。
岡本は満塁のピンチをしのいだが、その後着々と加点を許す。最後は須田につないで、終わったときには9失点。対するオリオンズは宮村に4安打に封じられ、高見と葛城のソロホーマー2本の2点を返すにどどまった。
今季の大不振で過去最悪のシーズン、年間5勝に終わった年を想起していたのだが、(あの年は全ての勝星を関が挙げていた、そして今年の勝ち星も全て関がかせいでいる)、ついにその関も敗れてしまった、いつまで続くのだこの泥沼は。
第10戦オリオンズ対タイガース
先発は前田、今季1軍に上がってきた、チームの将来を背負ってもらわねばならぬ投手だ、今までの登板では、関ほどの卓越した球威がないかぎりこのリーグでは主要4球種で勝負する投手は通用しないことを証明した形になっていたが、この試合もまたそれを裏付ける形となり5回もたずに5失点で降板。菊池に交代する、その菊池は主要4球種はさっぱりの投手だが(主要4球種の合計球種番号が24!)シンカーとナックルボールで相手を押さえ込む、問題は年老いた菊池のスタミナが乏しいことだ、打線は終盤になって反撃を開始し8回裏ついに同点においつく。しかし9回表菊池に代わった小宮山が本塁打を許し再びリードを許す。
9回裏
タイガースの蒼龍の前に既に2アウト、4番丹波は四球で出塁、5番ケーティがクリーンヒット本塁打ならサヨナラだ、しかし情けないことにシングルヒット、6番大塚がいい当たりを放ち、同点のランナーいちかばちかホームへ突っ込む態勢をとったところでタイガースの野手が打球をスーパーキャッチ、試合終了。
投打の歯車が合わぬまま連敗し、通算2勝8敗。シーズン勝ち越しすらなくなった。
第11戦 オリオンズ−ブレーブス
今季オリオンズ2勝、ブレーブス1勝で迎えた、オリオンズ−ブレーブス4連戦、情けないことに最下位攻防戦となってしまいました。
先発投手は須田、カープの監督に三線級ピッチャーと呼ばれた主要4球種のみの投手である。
打線の方はメンバーと打順をいじった。
6試合ばかり守備のうまい南淵をファーストに起用していたが、葛城をファーストに
まわして、指名打者にマンシュタインを起用して5番に据える。
武藤を3番、高見を4番にして新クリーンナップを組む、作戦としての意図は特にない、高見がここ数試合好調だったのと、低調な従来のクリーンナップに活を入れるためである。
試合の方は初回2番打者のサーティに強振され先制本塁打を許す。
この選手は要注意なんだよなと言っているそばから打たれるんだから救いようがない。(サーティには以前も4試合で5ホーマー打たれたことがある)
その後1点づつ得点し、今日は負けだなと半ばあきらめていた8回の裏マンシュタインが2ランホーマーを放ち逆転する。「葛城ぃー、オレがホームランを打って欲しいのはマンシタインじゃなくてお前なんだー」と勝手な事を言ってサイコロを振ったらまたしてもホームラン、そのまま逃げ切って勝利する。勝ち投手は須田の後を継いでいた銭場。
意外な勝利であったとともに、長打力のある打者は恐いものだなあ。
第12戦 オリオンズ−ブレーブス
今日の先発はエースの関、この4連戦他の試合を落としてもこの試合だけは勝ちたいところだった。
その関だが、前の試合に続いてこの試合でもサーティの強振の餌食となって被本塁打先制を許す。
しかしこちらも大石の本塁打で追いつく。
バント処理ミスなどで三塁に進めてしまったランナーを三番の藤崎のスクイズで生還させ再びリードを許すが、武藤の本塁打ですぐに追いつく。
試合も終盤にさしかかったころ、「この試合は勝ちたいんだー」の掛け声とともに、振ったサイコロが7番に降格していた元4番丹波の3ランとなり、試合が決まる。
抑えに出た小宮山が最終回に1失点するが、結局10対3で勝利。今季初の2桁得点となった。
丹波は3ランの後の打席で三振信頼を取り戻すには至らなかった。ここ2試合4番の高見は気分屋チェックで気分が悪かったことが一度もなかった、よほど4番の座は
気分が良いらしい。チャンスメーカーに徹してきちんと役割を果たしているため及第点をあげられるが、さほど俊足でもないため、本塁に帰ってくるのは、結局本塁打頼みというところが弱みである。
第13戦 ブレーブス−オリオンズ
相手の先発は佐藤、エースではあるが、球威がないためとても私は使いこなす自信がない、この投手をエースとして使いこなせるのもH君の技量のたまものである。
その佐藤だが試合前チェックで好調となってしまい、苦戦することとなった。
好調ともなると球威は並となるうえ、コントロールのことは考えたくもない。
長打力の全くない佐藤(健)が突然放った意外な本塁打による一点に抑えられる。
こちらの先発は前田、結局9回ツーアウトでヒットを打たれた時点でスタミナが尽き、南に救援を仰いだが。藤崎に浴びた2本のヒットだけに封じてプロ入り初勝利。
だが、今季火達磨になり続けている前田がなぜこんな好成績を挙げたかというと、ただ単に今季絶不調にあえぐH君の賽の目が逆目、逆目に出つづけていただけに過ぎず、これがオリオンズにとって最悪の結果に出てしまったのである。打撃結果の時に出ない小さな目がデッドボールの時の負傷チェックの時に出てしまい。右翼手のケーティがタンカで運ばれていき。能力も低下してしまった。
賽の目がままならないH君に非はないのだが、
これは痛い
なぜこんな時にこんな目を出すH君、いや君に非がないのはわかっているのだが、ここは泣かせてくれー。
号泣(;_;)
第14戦 ブレーブス−オリオンズ
この3試合高見を4番に据えて戦ってきたのだが、丹波を4番に戻すことにした。
とはいっても丹波に対する信頼が戻ったわけでもなく、理由は他にあった。
過去7シーズン外野手としてレギュラーでありつづけ、何度かのベストナインにも輝いた結城であるが、今季は中堅のポジションを大塚に奪われ控に回っていた。
適齢期でもあるし、初の挫折に悲観して引退を決意してしまう可能性が大である。
(注、このリーグには女性選手チャートが作成してあり、女性選手が存在する、彼女達は24〜28歳ぐらいが最も引退しやすいように引退チャートが他にある、また過去のタイトル保持者が規定打席に達しなかった際に引退しやすくなるのは、オリジナルのルールのまま)。
ケーティが負傷で欠場しているこの試合、スタメンで起用することになるのだが、そうなると、長年固定して組んできた一番武藤、二番結城の打順を組めるのはこれが最後になるのかもしれない。組むぜ、お馴染みのこの打順を。
というわけで、丹波と葛城はおまけでクリーンアップ昇格、しかしケーティは重傷のため5番はマンシュタインが代役をつとめる。
こちらの先発投手は菊池(聡)、相手はエース(といったら、エースは佐藤ですとH君は怒るだろうなあ)のエスト。
そのエストだが、試合前チェックで本塁打を打たれ先制されたら、ある程度長打力のある打者にはコントロールが悪くなるチェックにひっかかった。
そして先頭打者武藤がいきなり本塁打、エストのコントロールがいきなり悪くなる、例外は高見と佐藤(健)のときだけだ。
そして続く結城も強振、連続ホームラン。!
このコンビの有終の美を飾るアベックホーマーだった。
優勝を決定付ける満員のスタンドへの2撃でなく、最下位脱出を決定づける閑古鳥が鳴くスタンドへの2撃なところが寂しいところだ。
結城、どうせ引退するなら優勝の美酒の中引退していっておくれ。(いつ優勝するんだと聞くのは禁句だ)
いきなりの連弾でどこまで続くこの猛撃と思ったものつかの間、打線はその後あっさり沈黙する。武藤が初回先頭打者本塁打を放った時には、打線が沈黙するというジンクスは生きていたのだ。主犯は葛城、丹波、マンシュタインのクリーンナップで、そろいもそろって凡退を重ねる。
それでも、逆目を出し続けるH君のおかげで、菊池−小宮山のリレーで1失点の辛勝。
菊池が今季初勝利を挙げた。
一失点は最終回にまたしてもサーティに浴びたもの、続く藤崎に安打され、送りバントで1ナウト2塁、ブレーブスの打者は基本的に快速なうえ、こちらの外野手の肩はよくないのでヒットを許した時点で少なくとも同点は固い状況に追いこまれ、大変だったのだが、何度も書くがH君の賽の目の悪さがこの窮地を救ってくれた。
これで通算6勝8敗、この試合中隣ではバファローズのM君と、カープのT君が対戦していたのですが、T君が4連敗して、残る直接対決2試合をオリオンズが勝てばオリオンズは3位に浮上できます。そこでM君に「負けたらあかんよ、全部勝ってもらって、カープを2つ食えばボクのチームが3位になれるんだからね」とか声をかけてましたがそれはT君に失礼でしたね。ゴメンよT君。謝るよ。しかし、このことはT君も普段NALに向かってかけている言葉でもあるんだよね、ということで、お互い気をつけられればいいですね。
シーズン途中だが1軍の選手の紹介をしておこうと突然思ったので紹介しておく、試合のレポートに選手の特徴は書いてあるので重複するが、まあかまわないでしょう。
関清和(33歳)
通算で25勝を挙げている大エース、守備と制球に難有りだが、球威のある主要4球種とつり球で4年連続奪三振王を獲得している、最多勝や最優秀防御率も沢山とっている。チームの優勝経験が無いためか、その獲得した種々のタイトル数の割にはベストナイン投手には2回しか選出されていない。
本物の関は入団前東都の奪三振王と呼ばれた豪速球ピッチャーだったが、打線の援護に恵まれず、また故障のため大成せずに終わった、阿波野や西崎を凌駕できる球威の持ち主だったのですがねえ。ファンでした。
小宮山悟(31歳)
一年目の最優秀防御率投手、ずっと抑え投手を務めてきていて、最多セーブポイント投手を3回ほど獲得しているが。昨年度はリードもしくは均衡を守り得ずに痛打される局面が多かったため、その任を南に譲り、リードしている局面での中継ぎを担当している、ただ今年は抑え投手の出番がほとんど無いため、かえって小宮山の出番は多くなっている。主要4球種及びシンカー投手、ただし主要4球種のコントロールは良いとは言えないだけに、ボールが先行した場合、球威増ししてシンカー頼みといった投球パターンになりがちである。今年もリリーフに出てきて相手を完璧に抑えることはできずにいる。これも主要4球種投手の限界によるものだろう。
本物の小宮山はかつてのオリオンズのエース、現在はベイスターズで現役続行中、ピッチング理論は日本でも抜きん出たものを持つ、それが結果に簡単には結びつかないことが野球の面白さだ。球団とうまくゆかず解雇されたのだが、そのときは「もうこの球団のファンをやめよう」と本気で思った、黒木がいたため思いとどまったのだが、<選手を使い捨てにするその姿勢には、未だに怒りを覚えている。チームの功労者はもっと大切にしろ。
菊池聡(36歳)
主要4球種の球種番号は最高で11というすさまじい投手、ナックルボールとシンカーが軸となる。一年目の最多勝投手、かつては関と共にエースとしての役割を果たしていたのだが、近年の相手打線の強化により、全球球威増しのピッチングを強いられるようになった結果、先発しても5インニグ、スタミナが持たないようになってきている、最も投げている間は、きっちり試合を作るのはさすがだ。
本物は元社会人野球の東芝のエース投手。都市対抗の決勝戦で上原投手とくりひろげた投手戦は忘れられない。その当時は上原投手を応援していたのだが、その後東芝を応援するようになるとは思いもよらなかった。
須田喜照(23歳)
若手の投手、これまた主要4球種だけの投手、コントロールに難があり、球威が有るのは関に似ているのだが、関ほどの球威は持たないため相手を圧倒するには至らない。カープの監督はこの投手を決め球がないと揶揄するが、主要4球種が通用しない今のリーグでは仕方ないところだ。
本物は社会人野球の東芝の主力投手、近年都市対抗で優勝を飾り橋戸賞を獲得している。
岡本重造(36歳)
ナックルボールと主要4球種投手、トータル、イニング、回復全てのスタミナが多いため使いベリしない、主要4球種の制球に難があるのと、ナックルボールそのものがストライクを取りずらい球種のため、自滅する危険がある。そのため年齢をかえりみずシュートコントロールを上げたのだが、速球球威が大幅に下がり使い物にならなくなった。
これでも一応ローテーション投手ではある。今の所解雇要員の筆頭なのだが、この潤沢なスタミナを持つ投手を解雇して、ただでさえスタミナ不足にあえぐ投手陣をやりくりできるかこころもとないので、首がつながる可能性も高い。
本物は旧日本海軍の戦闘機搭乗員
銭場一浩(31歳)
使える球はシンカーだけ、しかしそのシンカーの球威がある上にコントロールがあるので、制球難にあえぐ投手陣の中では珍しくストライクが先行する。かつてはスタミナが切れても投げさせられる酷い使われ方をしていた、それもコントロールが良い上にシンカーは球威が落ちても痛打されにくい特徴ゆえなのだが、最近はかわいがられてそんな使い方はされないようになった。スタミナを使い切ったら中5日必要な回復力の無さは困り物
本物は社会人野球の東芝の主力投手。
前田幸長(24歳)
主要4球種投手で制球に難があるのという関や須田と共通するタイプの投手、24歳と若手の投手だが、もうちょっと鍛えないと使えないことが判明した、何度も書くがこのリーグは主要4球種だけの投手にはつらいものがある、努力する選手のため長く使えるはずだから2軍で鍛えなおすつもり。
本物はかつてのドラフト1位投手、球が軽いのか被本塁打が多く、負け数が先行していた、現在はドラゴンズで重宝に使われている。
南利美(25歳)
球威の有るフォークとナックルボールを持つ抑え投手、せっかく1軍に上げてきたのだが今季2試合登板のみと出番がない、おまけにそのうち一試合は本塁打を打たれての負け投手になっている。スタミナを使い切ると回復に6日かかる回復力の無さが投入をためらわせる一因となっている。主要4球種が通用しない現在のリーグにおいてチームが戦って行く上で欠かせぬ投手になるはずだが、あまりの使用機会の無さに使い勝手がいいのか悪いのかすら判断できていない。
モデルはパソコンゲームの「レッスルエンジェルス」の関節技が得意なレスラー
武藤めぐみ(24歳)
遊撃手、一年目の本塁打王及び打点王、盗塁王も1〜7シーズンまで獲得し続けているのだが、今季は2試合を残して唯の一度も盗塁を成功させていないという異変が起きている、原因を考えてみるに、今シーズン初めて、1番武藤、2番結城という打順が崩れ、2番に佐藤が入っていることだろう、佐藤はAタイプバッターなので盗塁を試みる前にバットに当ててしまうのだ。チームの中核となる選手の一人。
モデルはパソコンゲームの「レッスルエンジェルス」の主人公の一人
結城千種(23歳)
中堅手、昨年度まで常にレギュラーだったが今年は大塚にポジションを取られ、代走及び守備固め選手に回っている、1、2年目にベストナインに選出されているため、今年引退しなくとも近いうちに辞めてゆくだろう。その俊足は武藤と共にリーグ最高峰に立つ、またユーティリティプレーヤーを持つがゆえのその守備位置の多様さのためレギュラーが出場できなくなった場合の出番はたいがい結城のものになる。中程度の長打力を持つ上に12強振ができるため、本塁打できる力も充分にもつうえ、俊足を生かしたバントをからめた小技もできる、弱点は打撃レーティングの無さと特質である気分屋にある、大事な場面で気分が乗らなかった時にいかんともしがたい場合があるのだ、今季守備力が劣るにもかかわらず大塚が使われている理由がそこにある。
モデルはパソコンゲームの「レッスルエンジェルス」の主人公の一人
大石大二郎(30歳)
俊足で固い守備を誇る左翼手、もともとはバファローズの選手だがローテーション投手だったマイティ祐希子とのレンタルトレードで一年だけオリオンズでプレーするはずだった。のだが、正式にトレードすることになりオリオンズでプレーしつづけている、そのままバファローズでプレイし続けていても出番はなかっただろうため、本人にとっては良いトレードだったろう。バッティングは荒いが中程度の長打力と俊足を持つため、クリーンヒットを打った場合に相手を痛い目に遭わせられることがある。
その守備力と打力のバランスの良さでチームに欠かせない選手となっている。
本物は元バファローズの俊足攻守巧打の内野手
葛城弘樹(29歳)
二塁手、又は一塁手。必要最低限の守備力は持つ、今シーズンは主に一塁手、指名打者の場合もけっこうあった。打撃レーティングは高くはないが、選球眼0と高いカット値11で、一番使いやすい打者である、長打力とそこそこの俊足も併せ持つ、強打者。打撃で生きて行くためには致命的な弱点を持つがここには書かない。それでも中核選手の一人である。
本物は社会人野球の東芝において闘将と呼ばれた強打の内野手。
丹波健二(30歳)
チームの不動の4番打者のはずだが今シーズンはバッティングのあまりの不振に下位打線に降格させられたこともあった。まあ打てなくてもその堅実な三塁守備だけでも起用する価値は充分に持つ選手である、それもそのはず、チーム結成時のドラフトで真っ先に指名したのがこの選手なのだ。打撃力は高いし長打力もある、ただ打撃は荒いため追いこまれやすく、討ち取られやすい欠点を持つ、見た目ほど打力があるわけではないということだ。
本物は元オリオンズの内野手だが、社会人野球の東芝時代の活躍の方が有名だろう、都市対抗5試合で9本塁打の豪打は覚えている方も多いのではないか。いやなんてゆーか期待が大きすぎて今でもファンです、とゆーか試合で使えよ、長打力のある選手ってのはそれだけで使う価値のあるものなんだからよ、まったく貴重な才能を腐らせちまってよ。プンプン
大塚明(25歳)
一応中堅手のレギュラー、球団結成時のドラフトで他チームが若手主体でチームを結成しているのを見てとりあえず、若いのをとろうという理由で獲っただけの選手、そういった選手は才能や努力にも注目しなければならかいことをすっかり忘れていた。それでも2軍で長く育成したかいがあって、荒いながらも当たれば長打も期待できる打者に成長して昨年までの2年間は指名打者を務めていた、今年から辛うじて中堅が守れるようになり結城を追い出して外野手をやっている。カーブ打力に穴があるのでフォーク全盛のこのリーグで主力打者としてやってゆくのはつらい点もある(注このリーグはフォークはカーブ打力で打つ)10強振を持つため一撃必殺の力も有るが、その点に限れば12強振の結城の方が上だ、守備力も走力も結城が上、大塚はバントできないが、結城はバントできる。あれなんで大塚使ってるんだオレ。
本物は現役の外野手、もうそろそろ期待の若手というにはつらい年齢になりつつある、もうちょっとクレバーな選手になれ、それとスィングはもっと思いきりよくするように、当たらなくてもいいから、当たったときに致命傷を与えられるようにしてくれ。
ケーティ・アール(24歳)
堅実な守備を誇る右翼手、打撃レーティングも高くAタイプ打者のため使いやすいがそのぶん、せっかくの12強振は腐り勝ちである。はっきりいって主力打者の一人といっていいのだろうが、どこか物足りなさがあるのは、アンダパワー故にだろうか、そう必殺の一撃に欠けるところがあるのだ、俊足とは言えないためその弱点はクローズアップされがちである、もっとも筋力トレーニングに励んで中程度の長打力は持つように鍛えてあるので、たまには本塁打も放てる、きついことを書いたがそれでもチームの中核を担う一人である。
モデルはオーズン・スコット・カードの連作短編集「辺境の人々」にちょい役で出演する田舎ではめったにみかけない美人の娘さん。
熊野輝光(35歳)
元々はブレーブスの選手だが、1シーズン目の終わりにトレードに出さなければ引退すると言い出したため、ありがたく譲渡していただいた選手、守備力Aのユーティリティプレーヤなので投手、遊撃手、捕手以外は全て守備力Aで守れる守備のスペシャリスト、もうかなりの高齢なので能力低下やけがで打力も落ちスタメンで出場する機会はもうないだろうと思う。所で我がチームにはこういった役割を果たせる選手が他にいないのだが、早く守備要員を獲らないと熊野をいつまでたっても引退させられませんよと良く言われるのだが、こんなに役に立つ選手をあわてて解雇する必要はどこにもないと思うのだけどね。それでもいつ引退を言いだしても不思議でない年齢なので、代替要員は早急に用意しておく必要はある。
本物は元ブレーブスの外野手で新人王、しかしこの年の新人王に最もふさわしいのは横田だと思っている。
南淵時高(36歳)
ずっとセカンドのレギュラーだったのだが、去年当たりから佐藤(健)の出番が増えはじめ今年は完全にレギュラーの座を奪われた。走力は球界屈指の鈍足である、とにかく柵越えしない限りはまず長打は出ない。その割に守備はうまいのだから不思議なものである。長打力と12強振、そして守備力Aは3点セットと呼ばれこの3点が健在な限りレギュラーといわれてきたのだが、寄る年波には勝てずパワーが落ち中程度の長打力としか言えなくなると共にレギュラーの座を失うこととなった。しかし南淵は終わらなかったのである。いや最近バントがうまくて俊足の選手が出没し始めて、葛城の一塁守備では心元ないことがあるのだ、そこで一塁守備Aの南淵の出番がやってくるのである。
打つ方は12強振にかける、クリーンヒットが出ればまだまだ恐いぞ。
本物は元オリオンズの、しぶとい打撃が売り物の内野手。
プロ入り前は社会人野球の東芝の選手だった。
佐藤健一(32歳)
スライダーに穴があるが他の打力は高いAタイプ打者のため使い勝手はいい、選球眼2は今の水準からは悪い部類に入る、長打力は全くないがそこそこ足は速い、守備は良い方。つまり傑出した選手ではないがけっこう良い選手なのである。南淵とのセカンド争いに勝って2番に定着したが、球に当てるのがうまい佐藤が2番に定着したのが、盗塁王武藤には不幸に働いたようだ。
本物は元オリオンズの内野手、守備もうまいし足も速いしけっこう打つし、しかし傑出したものがなかったね、今思うと。
高見泰範(36歳)
守備力はあるし、エラー値も低い、運も良い(+6)同い年のナックルボール投手菊池の球を受けるのにこれほど好適な捕手もいない、その高見をもってしてもたまに欠場に追いこまれるところが、100球に1回は負傷チェックをしなければいけないナックルボールの恐ろしいところだ、捕手の座を8年間守り続けてきた高見の最大の欠点が弱肩、はっきりいって走る意思を持ったランナーを止めるのは不可能に近い、かといってウエストボールを多用すれば、制球に難のあるこのチームの投手たちは崩れてしまう可能性大である。
長打力は全くないのだが、それでも今季は久しぶりに3試合4番を経験した。長打力がないとはいっても年間2本塁打づつくらいはコンスタントに打っている。
打撃は荒い上に気分屋、ホームラン狙いなので、あまり打力には信頼感はない。
本物は社会人野球の東芝所属の名捕手、全日本では古田だって高見の控えだったんだ。
マンシュタイン
外人選手、出場するときは指名打者、速球打力11あったりしてなんか凄そうだが、選球眼2だったりして荒っぽい打つだけの選手、当たったら恐い。
本物はかつてのドイツの名将。
チーム全体
守備面は打球を処理する能力自体は標準的である、元々守備力を重視して編成されたチームであったうえに、他チームが打撃重視のオーダーを組むようになってきているのでスタメンの守備力が低下傾向にあるためである。ただし一点を争うゲームには極端に弱い、まず外野手の肩が強くないため、二塁に俊足のランナーがいる状況でシングルヒットでの生還を阻止し得ない、走る意欲のある走者を制し得ない高見の弱肩と投手の制球難が容易に走者を二塁に進塁せしめ、そして一点を争う状況で相手チームが代走を起用しないわけがないのだ。
そして野手全般のエラー値が極端に高いためエラーの可能性のある打球が来た場合ほぼ確実に出塁を覚悟しなければならない。つまり相手の出塁の可能性を二分程度常に覚悟せねばならないということなのである。
投手の守備力が他チームと比較して低いのも問題。
攻撃面は打撃力には水準以上のものがある、ただしそれは表向きの話で、詳細に検討してゆくと、各打者欠点を持つのである。全般的にAタイプ打者でもなく、カット値が高い打者でもない場合が多いため、カウントで追いこまれやすい傾向にある、その場合ストライクヒッティングで対応すると、結局は水準以下の打力でバッティングを行わざるを得なくなる。全般的に選球眼も高めで特殊変化球にも弱い(このリーグはフォーク、シンカー、ストライクヒッティングのルールにローカルルールが採用され選球眼が大きく作用するようになっている)。また一点を確実に獲る野球ができない弱点も持つ、スタメンで二塁からシングルヒットで、三塁から内野ゴロで生還し得る選手は武藤、大石の二人だけであるかつバントができる選手がいないため結局は本塁打で得点というのが唯一の得点パターンとなっている。これは試合レポートからも簡単に読み取れるだろう。
反面優秀な投手からも若干の得点は可能な打線でもある、まぐれ当たりの本塁打で得点できるからである。
そして得た最小得点を守りきるための守備に問題があることは既に述べたが、もう一つの守備の要素投手力ははっきりいって弱体である。
何度の書いているがわがチームは主要4球種を基本とする投手がほとんどなのだが、このリーグでは最高球威の特殊変化球主体に投げて来る投手が圧倒的に有効な力を持つのである。
采配は優勝経験が無いのだから良いわけないでしょう、今季初めてタイトルよりも勝つこと優先の采配をとってみたが、例年にも増してひどい結果になっているのはどうしたことか。
命名について
かつてオリオンズに在籍していたことのある選手が7名、かつて社会人野球に在籍していたことのある選手が7名じゃ選手名をみただけじゃオリオンズってわかる人は少ないだろうな。おまけに関や丹波といった超マイナーな選手がエースと4番だし。、小宮山、前田は他チームの人間になっちゃったし(泣)
「まず余談から入る、試合前にカープ対バファローズ戦のスコアを見せてもらったのだが、バファローズの梨田にかなり打たれている。以前オリオンズがバファローズと対戦した際に梨田には打たれぬようにと頼まれ、注意深く投げた結果ちょっとだけ打たれてまったのだ、完璧に抑えなければいかなかったと、ご立腹だったのだが(タイトルを獲るために打たれてはいけないのだそうだ)。自分で打たれておいて、どう申し開きするつもりだ。指摘したら、黙りこくってしまったため、弁明の言は
聞けなかった。」
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