パワーベースボール7シーズン目レポート


バファローズ−オリオンズ 1回戦レポート
バファローズ−オリオンズ 2回戦レポート
オリオンズ−カープ 1回戦レポート
いろいろ事情があって長期化したパワーベースボールTSSリーグ第7シーズンですが タイガースが最終戦において、優勝を争ったバファローズを下して優勝しました。 オリオンズは8勝8敗の3位に終わりました。 MVPは5勝をあげたタイガースの灰色でした。 以下今シーズンのタイトルホルダーです
首位打者
ビグザム(バファローズ).333
本塁打王
ちょうちんアンコウ(バファローズ)8本
打点王
ちょうちんアンコウ(バファローズ)16打点
盗塁王
武藤(オリオンズ)8個
ビグザム(バファローズ)8個
最優秀防御率
白武(カープ)0.52
最多勝
関(オリオンズ)5勝
灰色(タイガーズ)5勝
最優秀奪三振率
関(オリオンズ)9.66
最多セーブポイント
村山(タイガース)7SP
ベストナイン
投手
灰色(タイガース)
捕手
吉野(ブレーブス)
一塁手
田淵(タイガース)
二塁手
ねこ(バファローズ)
三塁手
丹波(オリオンズ)
遊撃手
武藤(オリオンズ)
外野手
愛野(バファローズ)
管理人(タイガース)
虹野(ブレーブス)
指名打者
ビグザム(バファローズ)

総括、今シーズンの特徴は3割打者が2人しか登場しなかったほど、投高打低でした。その原因はやはり最高球威の特殊変化球をもつ投手が各球団の主力になりつつあることが、あげられます。
連打が出なため各球団の得点源は本塁打だよりとなっています。
そんな中タイガースは最多勝の灰色、最多セーブポイント投手の村山など質量共に優秀な投手陣をバックボーンに接戦をものにしてゆき優勝を勝ち取りました。
バファローズは打撃3部門独占したことにみられるように、リーグ中唯一有効な打線を保持していましたが、最終戦で惜しくも敗れ5連覇を逃しました、しかし敗因は今シーズン前より監督が口にしていた、「今年は優勝したくない」の言葉が表すとおり、監督の戦意不足でしょう
オリオンズは投手陣の高齢化による戦力低下が表面化してきています、その最たる例がチームにおける先発の一方の雄であった菊地聡が今期一回も5イニング投げきることができなかったことに現われています。
関は孤軍奮闘して5勝をかちとりましたが、その他の投手で3勝8敗ではいかんともしません。
ブレーブスは機動力のチームを目指して改変途上のチームですが、打線は案外好調なシーズンでした。が力で押さえ込むタイプの投手の不足が成績に現われてしまったようです。
カープは長期計画によって編成してきた打線がその姿を現しつつありますが、能力はともかく成績が伴わずそれが結果に反映してしまいました。ですがリーグ最強の投手陣をバックボーンに来年にでも優勝できる戦力が整ったことは、他チームの監督が認めるところです、このチームの明日は明るい。


1試合目 レポート
              計
  O 3 0 0 0 0 0 0 1 0  4
  T 0 0 0 1 0 0 0 0 0  1

勝投手 関清和
セーブ 小宮山悟
敗投手 宮村

初回表 ランナー2人を置いて、今年久しぶりに1軍に上がってきた葛城が3ランホーマーを放ち、オリオンズが先制する。
この後タイガースプレーヤーのクラッシャー氏は、なげやりになってブラッシュボールを多投しはじめる、すぐに切れるのが彼の欠点である。
これは内角の厳しい所に投げて、次に外角で勝負するといった戦術的なものではなく、打者にぶつけて負傷させ能力を低下させようと意図したもので、こういった事をするのも彼くらいなものである。
こちらもブラッシュボールを投げればいいようなものだがあいにく先発の関はコントロールが良いとはいいがたくそのような投球をすればカウントを悪くして調子がくずれかねないので、普通にピッチングを組み立てる。
初回3点を失った宮村だが、すぐにたちなおり、相手に得点のチャンスすら与えない。一方の関も無得点にきりぬけているが、例年と異なり三振がとれずに、打たしてとるピッチングになってしまう。
つり球に相手が手を出さない→カウントが悪くなる→つり球をなげづらくなり主要4球種のみで勝負する事になる→コントロールが悪いためストライクヒッティングの餌食になる→ただし球威があるためなんとか切り抜ける。といった状態である。
一方の宮村はコントロールがよいため変幻自在のピッチングを展開する、ナックルボールを持つため、なかなか、ストライクヒッティングでも捉えずらい。
4回裏に管理人がソロホーマーを放って、タイガーズが逆襲する。
これは、無茶苦茶難しい球を打ったもので、打ったクラッシャー氏に脱帽するしかない。運が良かったとも言えるが、運も実力のうちである)
2点差になり予断をゆるさなくなるが、関もそれ以上の追撃点をあたえず、8回にスタミナが切れて小宮山にバトンタッチ。
8回表に突然出た大塚のソロホーマーでふたたびタイガースを突き放すとそのまま逃げ切った。


タイガース−オリオンズ2回戦 2000/08/27
タイガースの先発西野は今シーズン、ブレーブスからタイガースにやってきた 投手である、ブレーブスでは抑え投手をやっていたが、タイガースでは 先発投手のようである。この西野がほぼ全球球威増し状態で投げてくるため なかなか塁に出ることすらできない、オリオンズの先発の菊池(総)も それにつられるように球威増しを湯水の如く使って投球する。 3回表に葛城がソロホーマーを放ってオリオンズが先制するが 4回2/3投げた所で菊池(総)がスタミナが切れて降板する。 元々スタミナに不安がある投手ではあるのだが、それにしても可哀相な 継投になってしまった。交替した岡本がコントロールが定まらず ノーアウト満塁のピンチを招く、味方の得点はこれ以上望めぬ 雰囲気であったためもあり、この時点で敗戦を覚悟するが、 コントロールの良い(しかし信頼できる球がシンカーしかない)銭場に交替 驚いた事に、この大ピンチを抑えてしまう。銭場も悪い投手ではないのだが こういった情況でビッグイニングにしてしまうのがクラッシャー氏なのである。 こういったチャンスをみすみす逃してしまう所、クラッシャー氏も本調子ではない。 本調子ではないのはNALも同じで、いや、もっと情況はひどく 打てそうな雰囲気が全然ない、確率を無視して凡退を繰り返す。 そんな中6回表にタイガースの先発西野がスタミナが切れて降板 川尻に交替するが、川尻もまた全球球威増し投法で投げてくる。 双方の投手陣が総力戦の様相を呈してきた、反面打線は沈黙を続ける。 7回、は無難に抑えた銭場だが、8回管理人の打球がピッチャー強襲の 内野安打となり、続く打者が送りバントのかまえをしてきたため。 この情況でバントさせるのは拙いので、球威でバントを失敗させようと 投手を小宮山に交替しかし、バントした打者までセーフ、続ゴロを併殺失敗 一塁ランナーの足が早かったため、ノーアウト満塁のピンチを再び迎えてしまった。 そして打順は3番打者の岡田に回ってきた。岡田は三振に討ち取ったものの 4番打者の内野ゴロの併殺にまたしても失敗(3塁ランナーの足が早いため 本塁に送球してもセーフの確率は高かった)ついに同点とされてしまった。 次の打者を抑えて2アウト1、3塁のピンチはしのいだものの。 守備の乱れより招いたこの失点は後味も悪く、また痛恨の失点となった。 オリオンズの反撃は9回表のパワーヒッター葛城のクリーンヒットが ホームランにならなかった時点で万事休すとなった観があり。 小宮山が10回裏にサヨナラホームランを打たれて敗戦となった。 タイガースは川尻の後山本、村山とつないで。村山が勝ち投手となった。 本来この村山がタイガースのエースといえる投手で抑えで出てきたのは 今シーズンは抑えに回るのかどうかは、シーズンの経過をみなければ わからないだろう。

第7シーズン3戦目
バファローズ−オリオンズ 1回戦レポート
2000年10月8日

試合前

開幕のタイガース戦で主力投手が消耗しきっているため、試合前から投手の起用に悩まされる ことになる、先発投手が投げられないのは仕方がないのだが、試合が終盤まで もつれた後をまかせるべき、抑え投手が投げられないのが痛い、2戦とも落とす事に なるんじゃないか危惧しつつ当日を迎えた。
対バファローズ1回戦は、前日のタイガーズ戦でコントロールが定まらず試合をぶしこわしかけた岡本を先発にたて、小野と、今年1軍に上がってきた須田をベンチ入りさせた。
相手の先発は桂、2年連続でベストナイン投手に選ばれている、好投手である。 なぜそのような投手が開幕第3戦に登板してくるかといえば、バファローズの開幕の相手 ブレーブスの打線が右投手に強い特徴を持つため、決して登板する事がないからだ。 そんなに恐れる事はないとは思うのだが、まあM君の勝手である。
こちらとしては、予想通りの先発 投手だったが、それにあわせて打線を組む事はしなかった、ただセカンドの南淵を スタメンから外し、佐藤(健)を起用1番に据え、1番打者の武藤を5番にまわした。 ただし、これは対桂対策というわけでなく、その方が打線に厚みが出るのではないか との意味でのテストケース的意味合いであった、対桂なら、一発のある南淵の方が 有効だとは思ったのだが、 ちょっと、その一発をスタンドに叩き込むサイコロの自信がなかったのだ。
さて試合前チェックである、先発岡本がランナーがいない時の球威があがり、 その反面外角球のコントロールが悪くなった。コントロールが悪い投手だけに 痛い事にならなければ良いがと危惧したのだが、しかーし、そんなこと些細な事になる 事が発生したのである、4番丹波のスランプ、しかも、回復には次の試合以降5割の 確立でしか、回復しない大スランプである、どーするんだ。
たとえスランプになっても代わりの選手なんていないよ、そもそも、サード を守れる選手なんて、守備がためのユーティリティプレーヤー熊野しかいないぞ。 大変な事になってのプレーボールだ。

1回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)0対0(O)

2番の大石が四球を選んで出塁ボークで2塁にすすみ、2アウト2塁、 このチャンスに打席にたつのが、スランプの丹番、相手徒手の桂はリーグ 屈指のコントロールと牽制力をもつ投手である、四球とボークなんて、唯のまぐれ だ、こんなチャンスめったに、めぐって来ないはずなのに、ここでスランプの 選手かね、不安な心境で打席をむかえるが、その 丹波が難しい球ながらもうまく打って先制タイムリー。スランプでも鯛といった所か、 やっぱり、たよりになるぞ、丹波さすが4番だ。 5番武藤が凡退してチェンジ。

1回の裏バファローズの攻撃 (Bu)0対1(O)

1、2番連続三振のあと敬遠して歩かせた(←敬遠するなよ)ビグザムが 盗塁後牽制死、よしよし。0

2回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)0対1(O)

大塚、ケーティ、高見と三者凡退。さすが桂だ。

2回の裏バファローズの攻撃 (Bu)0対1

ねこ、平野、ちょうちんアンコウと三者凡退。打たせた球も完璧な球でこの試合 最も安心できたイニングだった。

3回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)0対1(O)

結城、佐藤(健)、大石と凡退。

3回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)0対1(O)

7番に入っている江藤は昨年までカープの主力打者だった男だ、 ジャイアンツぎらいのT君が放り出したのだが、今回のこのトレード、 部外者の私からみれば、バファローズの一方的な大赤字なのだが、それは おいておいてその江藤に投じたボールが、おお甘のボールだった、やばかった のだが江藤が打ち損じてアウト、ちなみにこの江藤この後も凡退を繰り返し M君にカス呼ばわりされる事になる。 梨田にぶつけてしまいランナーを背負ったのち 9番の佐倉が打ち損じ、 海王を三振にしとめチェンジ、いままで無難に切り抜けてきたがそろそろ、 やばくばってきたか。

4回の表オリオンズの攻撃 (Bu)0対1(O)

先頭の葛城がヒットで出塁、丹波三振武藤外野フライののち、大塚がヒットで 2アウト1、2塁と攻め立てるがケーティ三振。 ランナー二人を出して、優勢なようにみえるが、三振2人を出している事に 表れているように、この頃から桂の投げる球が厳しい所にびしびし、きまって くるようになり、ボールに手が出ず、てこずるようになってきていた。 ここでタイムリーがほしかったのだが・・・。

4回の裏バファローズの攻撃 (Bu)0対1(O)

もりさと、ビグザム、平野と凡退。ビグザムへの球は甘い球だった。 くわばらくわばら。

5回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)0対1(O)

高見、結城、佐藤と凡退 手がでない。

5回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)0対1(O)

平野、ちょーちんアンコウと連続ヒット。江藤を討ち取ったものの 梨田を歩かせて満塁。佐倉にタイムリーを打たれて同点。 なおもピンチの所を海王が併殺打を打ってチェンジ なんとか、一点で切り抜けた。 連投の岡本はさすがにスタミナが切れて、この回限りで降板。 結果には表れていないが、球道が定まらず、苦しんだ、やはり投手は コントロールだと実感 それでも、フォアボールが1つだけと、結果に表れていないのは、 コントロールが悪いなりに、なんとか凌いでくれたと言うことか。 よくやってくれた、ご苦労さん。

6回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)1対1(O)

振り出しに戻って、この回が大事なのだが。 大石、葛城、丹波と三者凡退、手が出ない。

6回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)1対1(O)

小野と須田と残っているが迷わず小野を投入、須田ではこの重要な戦局に 荷が重い。 だが、森里鈴(今年から一軍に上がってきたニューフェース。俊足である) 安打、ビグザム四球のあとぬくぬくをうちとって、平野にタイムリー。 ちょーちんアンコウに3ラン。5対1。終わった。先頭の森里以外へは、決して悪くない球 だったのだが、投手が代わったとたん、M君のサイの目が切れはじめて しまった。小野は元々バファローズの選手なのだが、元同僚に対しても 手加減なしということか。 江藤、梨田とうちとったが、後の祭り。

7回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)5対1(O)

武藤、大塚、ケーティと三者凡退。 武藤、大塚は厳しい球が来る中、僅かに投じられた甘い球を打ったのだが。 打ち損じる。こんな事ではいかんのだが。

7回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)5対1(O)

バファローズの勢いは止まらない。あっさり2アウトをとったものの 森里ツーベース、ビグザム敬遠で4番のねこに3ラン。1対8 ちょーちんアンコウを討ち取ってチェンジ。

8回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)8対1(O)

結城がセーフティバントで出塁、盗塁して1アウト2塁で大石がタイムリー 葛城がツーベースを打って大石がホームを突くが憤死、2対8

8回の裏バファローズの攻撃 (Bu)8対2(O)

小野の制球が定まらず2人の四球でのランナーを出すが、 なんとかきりぬける。

9回の表 オリオンズの攻撃 (Bu)8対2(O)

武藤がソロホーマーを放つもそれまで、試合終了 3対8で敗戦

試合後

勝ち投手 桂
負け投手 小野
この試合で感じたのが、バファローズの打線の走力が、かなり上がっていることだった。
そのことを問うと、昨年対ブレーブス戦で足を使った攻撃の有効さに 目覚め、チームをそのように改造している途中だという。
結論からいって、バファローズの得点のうち6点は ホームランによるものであり、この試合に関しては、必ずしも 足攻が効を奏しているわけではないのだが、いやな所に気づいたものである。
私には大赤字に思えるカープとのトレードもそのために、いらなくなった 選手を放出しただけなのだそうなのである。

第7シーズン4戦目
バファローズ−オリオンズ 2回戦レポート
2000年10月8日

試合前

さて、いよいよ投手陣の台所が苦しくなってきた、銭場を先発させて、 ベンチ入りする投手は須田だけにし。投手の回復を図る事にした。
銭場は強力なシンカーを持つため、そうめった打ちになる事は ないはずではあるが、バファローズ打線はシンカーを苦にしない。 省エネピッチングを行えば4〜5点は覚悟せねば、なるまい。
それより問題は、銭場の後を継ぐ須田で、同タイプの小野が前日メッタ打ち にあった事を考えると、予断を許さない、いや、どうなるんだ。
試合前チェックで丹波がスランプ脱出、よかった、大黒柱がしっかりしていてくれる のが、こんなに心強いものなのか。

先発メンバー
オリオンズ
打順ポジション名前
1番セカンド佐藤(健)
2番 レフト 大石
3番 ファースト 葛城
4番 サード 丹波
5番 ショート 武藤
6番 DH 大塚
7番 ライト ケーティ
8番 キャッチャー 高見
9番 センター 結城
ピッチャー 銭場

バファローズ
打順ポジション名前
1番 サード 海王
2番 センター 森里
3番 DH ビグザム
4番 セカンド ぬくぬく
5番 ライト 平野
6番 ファースト ちょーちんアンコウ
7番 レフト 愛野
8番 キャッチャー牧野
9番 ショート 佐倉
ピッチャー マイティ

1回表 オリオンスの攻撃 (Bu)0対0(O)

バファローズの先発はマイティはかつての我がチームのローテーションピッチャー だが、今やバファローズの全ての優勝を知る2人の投手の一人として、もう バファローズの水に完全になじんでいる。 大石ヒットで出塁するも牽制死、葛城スリーベースで、丹波に投じられた球は 絶好球だったのだが、打ち損じる。ちっ!。

1回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)0対0(O)

いきなり銭場が攻略される、足をからめて、2失点。

2回表 オリオンズの攻撃 (Bu)2対0(O)

いきなり劣勢にたたされたが、この回先頭の武藤が出塁して盗塁後、高見の ツーベースで一点返す、続く結城もヒットで続いて高見が本塁を突くが タッチアウトチェンジ

2回の裏 バファローズの攻撃 (Bu)2対1(O)

この回は三者凡退にしとめる、ただし、9番佐倉に投じた一球は失投で、打ち損じて くれたもの。

3回表 オリオンズの攻撃 (Bu)2対1(O)

この回1アウト1塁でいきなり投手が交代する、カープから解雇同然でやってきた 荒木で首をかしげるような継投策だが。バファローズは明日から2日休みなので、 マイティを中2日で先発させるつもりなのであろうか。 そうはいっても葛城が併殺打を放って、得点はならず。

3回裏 バファローズの攻撃 (Bu)2対1(O)

ビグザムをランナーに出すも、盗塁してきた所をウエストして刺してチェンジ このランナーには1回にも盗塁されている、そうそう走られるものか。

4回表 オリオンズの攻撃 (Bu)2対1(O)

武藤が安打で出塁後2盗、3盗してチャンスを作るも大塚、ケーティと連続三振で チェンジ。

4回裏 バファローズの攻撃 (Bu)2対1(O)

ちょーちんアンコウにソロホーマーを打たれる。この選手は破格のパワーを持つため バットにボールが当たったら最後ということがよくある、つくづく恐ろしいバッターだ。

5回表 オリオンズの攻撃 (Bu)3対1(O)

先頭の高見がツーベース、結城が送りバントした所結城までセーフになって ノーアウト1、3塁、佐藤タイムリー、大石ヒット、葛城内野ゴロの間に同点 に追いついた後、丹波の3ランで逆転、さすが4番だ。

5回裏 バファローズの攻撃 (Bu)3対6(O)

牧野にヒットを打たれるが、海王を併殺打に討ち取ってチェンジ

6回表 オリオンズの攻撃 (Bu)3対6(O)

この回は全て内野ゴロで三者凡退

6回裏 バファローズの攻撃 (Bu)3対6(O)

ビグザムに吸い込まれるように甘い球を投げてしまい、ホームラン。 この打者にはつくづく相性が悪い。

7回表 オリオンズの攻撃 (Bu)4対6(O)

ツーアウトから葛城、丹波の連続ヒットでチャンスを作るが、武藤が 凡退してチェンジ。

7回裏 バファローズの攻撃 (Bu)4対6(O)

前の打席でホームランを放ったちょーちんアンコウにクリーンヒットを打たれる。 思わず、もう勘弁してくれと口走るが、本当に勘弁してくれたようで、シングルヒット に収まる。しかし愛野がツーベース、牧野の内野ゴロの間に一失点。 さらに佐倉のタイムリーで失点を重ねる。同点

8回表 オリオンズの攻撃 6対6(O)

先頭の大塚がヒットで出塁した所で、ピッチャーが南に交代。 三振が取れる投手だ。 ケーティ併殺打、大塚三振にしとめられる。 ケーティが開幕以来16打数1安打と絶不調にあえいでいる。 このトンネルをいつぬけられるのか。

8回裏 バファローズの攻撃 (Bu)6対6(O)

ワンアウト2塁で投手が須田に交代。四球のランナーを出すも、 なんとかきりぬける。

9回表 オリオンズの攻撃 (Bu)6対6(O)

結城、佐藤、大石と三者凡退。

9回裏 バファローズの攻撃 (Bu)6対6(O)

2つの三振をふくむ三者凡退で終る。

10回表 オリオンズの攻撃 (Bu)6対6(O)

先頭の葛城が出会い頭のホームラン勝ち越し。 ウオー、しかし須田でバファローズ打線を押さえられるのか?。

10回裏 バファローズの攻撃 (Bu)6対7(O)

ツーアウト1、2塁のピンチを迎えるも、ちょーちんアンコウを内野ゴロに討ち取って、 試合終了。須田はプロ入り初登板で初勝利。おめでとう。

試合後

勝ち投手 須田
負け投手 南
勝ったとはいえ、荒木からの5点を除けば2対6である、素直に喜んでば かりもいられない。須田が意外とよくがんばってくれた。

第7シーズン5戦目
オリオンス−カープ 1回戦レポート
2000年10月15日

試合前

今回は先発の両輪、関と菊池をそれぞれ先発させる事ができるし、 抑えの小宮山も復帰してきたので、今回は投手陣が充実したスタッフで迎える事ができた。

先発メンバー
カープ
打順ポジション名前
1番 ファースト どらえもん
2番 レフト 木村
3番 サード 松本
4番 チャッチャー水谷
5番 ショート 地雷原3号
6番 DH サイコガンダム
7番 センター 海防艦1号
8番 セカンド 古葉
9番 ライト
ピッチャー 氷上

オリオンズ
打順ポジション名前
1番セカンド佐藤(健)
2番 レフト 大石
3番 ファースト 葛城
4番 サード 丹波
5番 ショート 武藤
6番 DH 大塚
7番 ライト ケーティ
8番 キャッチャー 高見
9番 センター 結城
ピッチャー
試合前チェックで佐藤がスランプに、とりあえずそのまま使って様子を見る事にする。
相手の先発投手は氷上、猛烈なフォークを武器にする投手だが、カープは リーグ最強の投手力を誇るチームなので、この程度の投手はゴロゴロしている。 誰が出てきても打ちづらい事には変わりはない。
万年最下位のカープだが、長年のチーム作りの甲斐あって、選手の能力面だけを とってみれば、リーグ最強といっても過言ではないチームになってきている。
どらえもんと地雷原3号が今年近鉄より来た選手、水谷が今年2軍から昇格してきた選手。 サイコガンダムと、海防艦1号が昨年2軍から昇格してきた選手とガラリと打線が入れ替わって いるのだ。

1回の表 カープの攻撃(O)0対0(C)

いきなり、どらえもんにヒットを打たれる。このどらえもん、ルーキーの年に 4割8分の打率を残し、首位打者となり新人王に輝いた、ただものでない選手なので ある、しかし木村を三振、松本を併殺打にしとめる。

1回の裏 オリオンズの攻撃 (O)0対0(C)

こちらは三者凡退、そう簡単には点をくれない。

2回の表 カープの攻撃(O)0対0(C)

さて新生カープ打線のクリーンアップのお目見えである。(T君は6番打者最強論者である。) いきなり水谷にヒットを打たれる、が後続を断ち切り抜ける。

1回の裏 オリオンズの攻撃 (O)0対0(C)

4番丹波がホームランを打って先制点をあげる、打線全体が湿っているときでも 着実に味方に得点をもたらしてくれる、さすが、たよりになるぜ。 しかし続く武藤がど真ん中の球を打ち損じる、今シーズンはこういった 事が多く、大量点に結びつかない。

3回の表 カープの攻撃 (O)1対0(C)

先取点をあげてくれた、味方打線に応えて関が力投する、先発の両輪の一人で ある菊池(聡)が衰えた今、強力なカープの投手陣、そして打線に対抗できる 唯ひとりの投手である(抑えの小宮山がいるか)、そう簡単に点はやれない、三人で終了する。

3回の裏 オリオンズの攻撃 (O)1対0(C)

先頭の高見が四球で出塁、相手の油断をついて2盗、 ツーアウト後大石がヒット、高見が生還できる確立40パーセント。躊躇無く突っ込む。 相手の振った賽の目はきっちり40、セーブ、俊足とはおせじにも言えぬ 高見の好走塁が光ったイニングだった。

4回の表 カープの攻撃 (O)2対0(C)

2、3、4番と関が三者凡退に斬ってとる。 危ない球もあったが、此処は相手が打ち損じると信じて乗り切ってゆくしかない。

4回の裏 オリオンズの攻撃 (O)2対0(C)

こちらも4、5、6番と三者凡退そうそう打たせてもらえる投手でない

その後の経過

以後8回終了まで、 氷上はオリオンズ打線を2安打に封じ込め、 一方の関の1アウト1、2塁のピンチを、迎える回もあったが、 リードを保つ。

9回表カープの攻撃 (O)2対0(C)

ここで抑えの小宮山の投入も考えたのだが、点差はわじかに2点、 関と小宮山の力量を比較して、関の力で押し切る方が安全だと判断。 関を続投させる。 1アウト後松本がヒットで出塁、すかさず盗塁して、クリーンアップを 迎えるピンチを招いてしまった。捕手の高見は肩が弱いので、警戒していても 確信を持って盗塁してくる走者を封じるのは無理がある。 水谷を三振に斬り、最後の打者は地雷原3号であった。 この打者の長打力は、しゃれにならないくらいあり、おまけに帳尻合わせの 特殊能力がついて、へたをすると同点だったのだが、後続のサイコガンダム と逆転のランナーを背負っての勝負をするわにもゆかず、地雷原3号と勝負した 結局内野ゴロに討ち取って試合終了。

試合後

勝ち投手 関
勝ち投手 氷上
しんどい試合だった。結局関が完封勝利をあげたわけだが、カープ打線は結果に表れているのと おお違いの強力さで、T君の賽の目に助けられた部分が大きい、関は通常球種の球威だけなら リーグ屈指の豪腕投手なのだが、その球威に押え込まれないだけの打力を持っていた。

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