155 V6 TI

155 V6 TI(タミヤ)

今でこそ、フェラーリやランボルギーニがイタリアを代表するスーパーカーとなっていますが、
今から70〜80年ぐらい前はアルファロメオがダントツの存在感を放っていたそうです。
当時の最高性能のエンジンを積み、最先端の足回りを組んだマシンでレースに参加してライバルを圧倒、
そしてその技術をフィードバックした超高性能なクルマを販売。それは庶民にとって高嶺の花だったというから、
その姿は現代のフェラーリと似ているようにも思えます。と言っても、フェラーリの創始者であるエンツォは、
元々アルファのレーシングドライバーだったので、両者の行く道が似通っていても不思議ではないんですけどね(^_^;)

さて今回作る「155 V6 TI」は隆盛を極めた時代のアルファの車種ではなく、フィアット買収後に開発されたもの。
なので元来のアルファらしさは薄れてはいるものの、高性能ぶりは健在!特に超ショートストロークエンジンは、
NAの2.5Lで420PS/11,800rpmを発揮!開発費用がうなぎ登りに増えて、多くのメーカーがレースから撤退していく中、
この155は最強のチューニングを施され、“ハコのF1”といわれたDTMで大健闘を見せました。

このキットは行きつけの模型屋で買ったものなんですが、調べてみると最近になって再販されているようです。
古いながらも品質は上々で、バリが多少目立つ程度。ナイフを立ててササッと削ってやる程度でOKです。
ちなみに今回は豆板醤オリジナルで作ったので、実車の姿とは違います!


○GOOD!
・パーツの合いが良い。
・細部まで忠実に再現されている。
・実車よりもさらにシャープな雰囲気が漂っている。

×POOR!
・特になし(作られた年代を考えると十分に良いキットなので)

製作記はこちら



















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