さぁーつくろう!

暑い夏も終わり、食欲の秋…
夏の間の疲れた体にスタミナをつけるために
スタミナ源の王様『にんにく』を丸ごと使った1品です。
TVのにんにく料理紹介番組でどこやらのお店のメニューとして出てました。
「こんなもんかなー」と作ってみました。
簡単でもちろん失敗なし!ぜひ、お試しを…。

《 にん肉玉 》

材料 :

牛肉 、にんにく
小麦粉 、卵 、パン粉
塩 、こしょう 、
ケチャップ 、ウスターソース
からし 、油

1.

にんにくは、1片づつ皮をむいておく。
フライパンに油を多めに入れにんにくが少し色(キツネ色)がつくぐらい炒める。皿にとり冷ましておく。

2.

牛肉に塩・こしょうをして@のにんにくを包み込む。
にんにくと牛肉が馴染むように、おにぎりを握る感じで少し力を入れてまるめる。
フライの要領で衣をつける。
この時も、しっかりまとまる様に…。

3.

油で揚げる。
中まで火が通るようにじっくり揚げて下さい。

4.

ケチャップとウスターソース、お好みでからしを加えてソースを作る。

5.

皿に盛りつけ、ソースをかけて出来あがり。

★ ワンポイント

「にんにく、好きだけどにおいが・・・」という方多いと思います。でも、においは、加熱するほど和らぐそうです。今回は1度炒めてまた揚げるという事であまりにおいは気にならない気がします。
それより、「これにんにく?」というほどホクホク、トロー−ンとした感じになります。
外の牛肉衣は、「カリッ」中は、「ホクホク」!
そして、牛肉ですが最初はロースを使って広げてにんにくを置いてクルクル巻きながらまとめていたのですが、結構量がいるし、何よりお高くつく!
ということで、「切り落とし(細切れ)では出来るかな?」とやってみましたがOK!OK!
ロースのように広げて巻けないのでその分、おにぎりのように握って丸めてみてください。
それから、にんにくを炒めた後の油ですが…これぞまさしく『ガーリックオイル』
その油を使って、ご飯を炒めてパセリのみじん切りを加えて『ガーリックライス』もいかがでしょうか?

☆ 今回の食材   :にんにく

焼肉・中華料理・・・というとにんにく!
スタミナ料理として欠かせない食材ですね。
独特のにおいがあり敬遠されがちですがにんにく好きな人は多いですね。
生で細かく刻んだ方がにおいが出やすいそうです。今回のように丸ごとの方があまりにおいが気にならないかも…。
にんにくには、体にいい栄養がいっぱい、積極的に摂りたいですね。

『秋茄子は、嫁に食わすな…』といわれる茄子。
夏からこの時期にかけて、おいしいですよね。
数ある茄子料理の中から1品選んでみました。
淡白で、これといって味のない茄子だから、
しっかり味のある「そぼろあん」をかけてみました。

《 茄子のそぼろあんかけ 》

材料 :

茄子 、鶏ミンチ
生姜 、わけぎ
酒 、しょう油 、砂糖 、
出し汁
片栗粉 、油

1.

茄子は、縦半分に切ってから、1口大に切っておく。
油で揚げ、油をきっておく。

2.

鍋に出し汁、酒を入れ火にかける。煮立ったら鶏ミンチ、生姜のすりおろしを入れて、ミンチをほぐしていく。
砂糖、しょう油で味を整え、片栗粉でとろみをつける。

3.

皿に@の茄子を盛り付け、Aのそぼろあんをかけ最後にBの小口切りしたわけぎを散らす。

4.

出来あがり。

わけぎは、小口切りにしておく。

5.

★ ワンポイント

茄子は、油ととても相性がいい野菜です。
今回は、油で揚げましたがあっさり食べたいというのなら焼き茄子でもいいと思います。
そぼろあんは、何にでも合います。
例えば、『かぼちゃ』・・・煮てみないとなかなか分からない『かぼちゃ』。ホクホク美味しい『かぼちゃ』ならいいんですが中には、せっかく煮たのにちょっと水っぽい『かぼちゃ』だった時などショックですよね。失敗と諦めず、そぼろあんをかけて水っぽさをカバーして美味しくいただけます。
『里芋』・・・煮物って少量煮るよりたくさん煮た方が美味しいですよね。でも2度3度食べてると飽きがきてしまいます。まず、煮っころがしで食べて、次にそぼろあんをかけて食べる。1度作って、2度食べれる…美味しい話です。
☆ 今回の食材  : 茄子

最近は、“旬”が何時なのかわからないぐらい1年中店頭に並んでいますが、本来は『夏』から『秋』にかけてが“旬”の茄子です。
淡白でそれ自体味というものがほとんどないといっていい茄子ですが、煮てよし、焼いてよし、漬けてよし・・・とその分何にでも、出来る食材だと思います。