マイ・ブ〜ム♪
の巻き
私って、けっこう凝り性なところがあって
お気に入りが見つかると『そればっか!』ってこと多いんですよね…。
そして、またまた見つけたお気に入り…。
それは・・・
手に入れたのは、ちょうど子供達が夏休みに入った頃…顔のひろい友人から
「なー、カスピ海ヨーグルトって知っとる?」
「知っとる、知っとる!体にええんやろ?」
「えー−−知っとったん?手に入れたんやけど…やろ?」
「うん!うん!欲しい?
それってこの前、TVでやっとったけど売ってヘンらしいよ。どー−やって手に入れたん?」
「○○君とこのお母さんにもらったんやけど、
○○君とこは□□ちゃんとこからもらったんやって!
そこから先は分からん…」
「どっからでもええけど、欲しい…でもホンマにカスピ海ヨーグルトなん?」
「そうやと思うよ〜」
というわけで、後日友人に会った時GET!
「山芋みたいなヨーグルトやでな…ほんで、気に入ったら増やせるで…
増やし方のレシピも渡しとくから増やしてみれば?」
「うん!うん!でも、増やすって?簡単に出来んの?道具とかは?」
「それが、いらんのよ〜。牛乳パックで作れるの。ほっとけば出来るんやって。」
「むかし、ヨーグルトが作れるという機械みたいなのあったけど
ホントに、何もいらんのかな〜?」
ということで、早速家に持ち帰りまずは試食!
と、ここで誰もがする事!?
まずは、『クンクン』におい…
「普通のヨーグルトの匂い…あったりまえっか、ヨーグルトなんやで…」
スプーンを入れて、すくおうとしたら…
「ギョッ!い・い・糸ひいてるぅ〜」
スプーンですくおうにも、『タラタラタラ…』
皿からスプーンまでつながってるよ〜!
「もしかして…でもクーラーバックに保冷剤まで入れて持って来てもらったんだし…」
も1度『クンクン』
別に腐った感じのにおいっちゃうし・・・聞いてみよ〜。
と、すぐに携帯でメール…。《ヨーグルト糸ひいてる…》
しばらくして…《だから、山芋みたいって言うたやん!》
「ふーーん、そういうもんなんか…」
ということで、ちょっぴり恐る恐る試食!
「まぁ〜、味は、普通のプレーンヨ−グルトっか…。
食べた感じは、トロトロって感じでイケル!」
ということで、今度は作ってみよう…!
作り方は、チョーー簡単!
1リットル牛乳パックに、もらったカスピ海ヨーグルトを大さじで3杯程入れて
よく振ってそのまま12時間ほど常温で発酵…
固まっていたら出来あがり、その後は冷蔵庫へ…。
「こんなんで出来るんかいな?半日もほって置いたら腐ってしまわへんかいな?」
と思いつつ
「まーやってみるベ…。でも、この暑さ…昼間はちょっと怖いで夜に…」
と、「夕食後に仕込んで朝起きたら…出来てる!」
というパターンでいこう!
そして、レシピ通りに作って翌朝…。
「出来とるかなー?」と牛乳パックを見ると心持ちパックが膨らんでるような…。
そっとフタ代わりのティッシュをとると・・・
「おや!固まっとる!」
でも・・腐っとるんちゃうやろなー?とりあえず『クンクン』
「臭い!というよりヨーグルトの匂い〜」
「出来た出来た!カスピ海ヨーグルト♪」
冷蔵庫に入れ冷やしてはじめて自分で作ったカスピ海ヨーグルト!
食べてみたら…「う〜ま〜い〜!」
と、それ以来ハマってしまっている私…。
作ってると、その時その時で出来上がりが微妙に違う。
入れるヨーグルトの量なのか、発酵時間(常温度)の違い…その他もろもろ…。
毎回毎回、ドキドキしながら仕込んで、ワクワクしながら仕上がりを見る。
これぞ、“作る楽しさ!食べる喜び!”ってもんでしょうか?
食べるためですが作ることが楽しくって楽しくってしょうがない状態。
いつも、「おいしくな〜れ!」と愛しく思いながら仕込んでいる私です。
プレーンなので、味を付けて食べるんだけど
はちみつ、ジャム、もちろんフレッシュな果物…
バリエーション豊かで飽きる事なし!
今のところ、ジャムなら!“アプリコット”がお気に入り!
果物は、バナナやキウイ・・・何でもござれ!
でも、今が旬!“ぶどう”が相性ばっちしグー!
面倒だけど一粒づつ皿に入れてヨーグルトを入れて・・・「お〜い〜し〜!」
という事で今年の夏・・・・・・夏痩せどころか夏太り!
だって朝・晩食後に、どんぶり1杯のヨーグルト…これじゃ、太るわな−(T_T)
※ ちなみに・・・この『カスピ海ヨーグルト』って?
詳しい事をネットで調べたら、なんでもカスピ海沿岸のコーカサス地方に
長寿の村があってそこの地方で食べられてるそうで…
それを研究してた大学の先生が持ち帰り・・・人から人へ…
伝わっていったそうです。