1年生大会県大会
 
 1回戦四日市工業高校との対戦であったが、予想外のスコアで勝利することができた。スタメンの多くの者が東海大会を経験しており、その経験が生きたゲーム運びができていた。投手の粉川君が緩急をつけたナイスピッチィングでノーヒットで抑えることができた。しかし、走塁面の怠慢プレーやカバーリングの甘さなど課題も多くでた。
 準決勝相可高校との対戦では、安部君の力投や打線が序盤に点数を重ね常に優位なゲーム運びができていた。
 決勝は宇治山田商業高校との対戦で、くしくも秋季県大会と同じカードとなった。昨年の1年生大会から負け続けているので何とかしてもらいたかったが、雪辱を果たしてくれた。5回に追いつかれた時には、1点をやらない攻めを行い3点を失う結果となった。しかし、7回和泉君のタイムリー、関口君の駄目押しタイムリーなどで引き離した。終わってみればピンチらしいピンチは5回の1イニングのみであった。試合終了後には表彰式が行われたが、考えてみると優勝というのは7年前の春季県大会以来である。その間、準優勝や3位、4位は何度もあったが本当に久しぶりであった。選手たちも大変喜んでいたが、今後は各校よりマークされるということを忘れてはならない。今回の大会は経験の差で勝つことができたが、今後はそういうわけにはいかない。この冬の過ごし方が重要である。体力・技術・精神面のすべての面でのレベルアップをはからなくてはいけない。来夏の大会での優勝を期待したい。
12月13日(土)三年生送別会 

 本年度も恒例の三年生と一・二年生との送別試合が行われた。試合は真剣というのではなく、余興的なものであり和気藹々に進められた。今年は夏の大会の初戦負けという屈辱、コーチ、監督の不祥事(私は不祥事とは思えないが)と三年生の皆さんを快く送り出してやれるような状態でなく残念に思えます。
 進学・就職とそれぞれの道へと進まれますが、三年間、津田学園高校で学んできたことは必ず人生の糧となることでしょう。三年生の皆さんの今後の活躍を祈念して以下の言葉を贈ります。
『みんなも執念を燃やして、夢のゴールに向かって走るのです。転んでも、また起き上がって走るのです。人が笑おうが、けなそうが邪魔しようが、負けずに走るのです

 もしも万々が一、夢の半ばで倒れようとも、ゴールの方向に向かって倒れてみせる。ボールを追いかけながら、足を前に出したまま「戦う姿勢」のままで倒れてみせる。そのくらいの執念があれば、何でもできるよ!「自分は頑張れば何でもできるんだ」と言い聞かせて、21世紀を勝ち抜いてください。
 君よ、あなたよ、「断じて勝て!何かで勝て!最後には勝て!」』