斎宮のハナショウブ群落(案内板から一部抜粋)・・・この野生の花菖蒲は植物学上「ノハナショウブ」と云い現在各地で栽培されているハナショウブノ原種である。この群生地は昔に比べると面積は減少しました。
この菖蒲と混生している物に、ワレモコウ・ノカンゾウ・カモノハシ・コウガイゼキショウ・ヰ・ノテンツキ・タチスゲ等があります。 この地区では菖蒲の事を「どんど」と云うそうです。そう云えば、この近くの橋の名前が「どんど橋」と成っていました。
第43代斎王隆子女王の墓伝承地・・・平安時代の斎王で、その時の天皇・円融天皇(えんゆうてんのう)のいとこにあたります。969年に斎王になって、わずか4年後に疱瘡(ほうそう)のためになくなりました。
斎王が斎宮でなくなるのは初めてのことでした。
斎王の森・上園広場・・・斎王の森で昼食。 斎王の森の近くの上園広場で群行の出発式の開催。平安絵巻の豪華な衣装を身にまとった、女性達の「禊の儀」が始まる。一瞬この時代にタイムスリップした様な
錯覚に陥りました。儀式終了後、斎王の乗った葱華輦(そうかれん)を守る様に女官や検非違使達100名近くが斎宮歴史博物館へとユックリ向います。公園広場や群行の道は一眼レフ持参のカメラマンの姿でごった返していました。私はデジカメ・・・想像つくでしょう。 「葱華輦」
の輿は天皇・皇后・斎王しか乗れませんが、「いつきのみや歴史体験館」で乗る事が出来るそうです。又、色々な体験も出来るそうです。味わって見ては!!
斎宮歴史博物館・・・「斎王の群行」の最終地点。 当館前の広場は露店が沢山あり、又、アトラクション等があり人人!! 館内は「源氏物語と三重」の企画展開催中でボランティアの人の説明つきでした。
なかでも印象に残ったのが2点有ります。第1は『源氏物語』の六条御息所(ろくじょうみやすどころ)のモデルとなった 第38代斎王徽子女王(よしこじょおう)がいた事です。徽子女王のつくった歌のいくつかは『源氏物語』の中でつかわれて居るそうです。第2は個人蔵の江戸時代の「源氏物語屏風」が
展示されて居たことです。時代を感じさせない鮮やかな色彩の作品でした。カメラに収めましたが失敗・・・。
以上の画像をスライドショウにしました。ご覧下さい。
ツールはQponさん提供です。
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