四日市市歩こう会

平成26年06月08日12キロ(晴)

松阪駅---明星駅---花菖蒲群落---隆子王女歩墓---斎宮歴史博物館---斎王の森史跡公園---上園芝生公園---櫛田駅(12キロ)

★このコース三年振りの実施です。斎王の群行が午後1時に開始。見学する為に斎宮歴史博物館で昼食をとり、時間を調整して頂く。



斎王まつり斎王群行画像

  


斎宮のハナショウブ群落
★今回は池一面ハナショウブ見事に開花しており、華やかさはありませんが、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。またこの池の奥側の場所ににショウブがギッシリと植栽されており、次回の例会の折には花を楽しめるかもしれません。

斎宮歴史博物館
★斎王まつり期間中とあって当博物館まえ広場には露店や歌・太極拳・踊り等々のアトラクションがあり大変賑わっていました。年々「おまつり」が華やかになって来ており人々の流れも多くなって来ています。

上園芝生広場
★今回は見学時間を充分取って頂いたお蔭で斎王群行をユックリと見ることが出来ました。平安時代の雅な衣裳を身にまとって群行にまるで平安時代にタイムスリップしたようは気分に陥る。


以上の画像をUPしましたのでここをクリックしてご覧下さい。



平成23年6月05日14キロ(うす曇)

近鉄四日市駅----松阪駅----明星駅----菖蒲群生地----隆子女王の墓----斎王の森----斎宮歴史博物館----漕代駅


★先回の例会は台風の為中止。今日はうす曇で絶好のウオーキング日和!!
★三年前に実施してから二度目のコース。ここ明和町は斎宮ゆかりの地とあって見所が沢山あり何度でも訪れたい町である。


斎宮のハナショウブ群落・・・ショウブ群生地は昭和11年12月に国天然記念物に指定されました。特に目を惹いたのは水がとても澄んでいて綺麗なのには驚きました。どうやら群生地のすぐ近くに伏流水?地下水の汲み上げ?の池がありそこが水源のようです。

第43代斎王隆子女王の墓伝承地・・・この斎王制度は約660年間、64代という長い間続きました。この斎王で斎宮にて亡くなった人は隆子(たかこ)女王を含めて二人いました。斎王の名前は訓読みとの事です。

斎王の森(国史跡斎宮跡)・いつきのみや歴史体験館・上園広場・・・
★昭和44年古里地区の宅地造成にあたり事前調査した所遺跡がある事が判明。発掘調査によって斎王の森を中心に東西約2キロ南北約700メートルの地区一帯が斎宮跡である事を確認し、 昭和54年3月に国史跡に指定されました。未発掘の場所もあり、まだ今現在発掘中との事。
いつきのみや歴史体験館・・・ 当館は平安貴族の邸宅「寝殿造り」をモデルにした建物です。館内で平安装束(十二単や直衣)の試着が出来ます。ただし予約制で有料となっています。その他にも織物など手作り体験も出来ます。
10分1の史跡模型・・・いつきのみや体験館の前に広がる場所に「神殿」・「内院」・「寮庫」の三区画に分けて建てられています。ボランティアの人が説明してくれます。
上園広場・・・例年通り群行出発地点

斎宮歴史博物館・・・
館内で印象に残ったのが、斎王の群行です。数百人の一行が五泊六日をかけて都から伊勢にやってきた事です。また斎王が仕事として伊勢神宮に赴かれるのは一年で三日間だったとわ。驚きです。群行の様子が絵巻物として展示、 またミニュチュアにして展示されていました。

以上の画像をスライドショウにしました。ご覧下さい。平成20年度の画像も合わせてご覧下さい。




平成20年6月8日13キロ(曇りのち晴れ)参加者54名

近鉄四日市駅----松阪駅----明星駅----菖蒲群生地----隆子女王の墓----斎王の森----斎宮歴史博物館----櫛田駅

☆5月の行事は雨の為2回共中止だった事もあり、あやしい空模様でしたが決行。心掛けの良い参加者が多かったせいか、お天気も回復。
今日は斎王祭りとあって、ウオーキング中にお祭の幟がそこかしこに見られました。群行の様子を実際に目にするのは初めてとあって心が躍る。

斎宮のハナショウブ群落(案内板から一部抜粋)・・・この野生の花菖蒲は植物学上「ノハナショウブ」と云い現在各地で栽培されているハナショウブノ原種である。この群生地は昔に比べると面積は減少しました。 この菖蒲と混生している物に、ワレモコウ・ノカンゾウ・カモノハシ・コウガイゼキショウ・ヰ・ノテンツキ・タチスゲ等があります。
この地区では菖蒲の事を「どんど」と云うそうです。そう云えば、この近くの橋の名前が「どんど橋」と成っていました。

第43代斎王隆子女王の墓伝承地・・・平安時代の斎王で、その時の天皇・円融天皇(えんゆうてんのう)のいとこにあたります。969年に斎王になって、わずか4年後に疱瘡(ほうそう)のためになくなりました。 斎王が斎宮でなくなるのは初めてのことでした。

斎王の森・上園広場・・・斎王の森で昼食。
斎王の森の近くの上園広場で群行の出発式の開催。平安絵巻の豪華な衣装を身にまとった、女性達の「禊の儀」が始まる。一瞬この時代にタイムスリップした様な 錯覚に陥りました。儀式終了後、斎王の乗った葱華輦(そうかれん)を守る様に女官や検非違使達100名近くが斎宮歴史博物館へとユックリ向います。公園広場や群行の道は一眼レフ持参のカメラマンの姿でごった返していました。私はデジカメ・・・想像つくでしょう。
「葱華輦」 の輿は天皇・皇后・斎王しか乗れませんが、「いつきのみや歴史体験館」で乗る事が出来るそうです。又、色々な体験も出来るそうです。味わって見ては!!

斎宮歴史博物館・・・「斎王の群行」の最終地点。
当館前の広場は露店が沢山あり、又、アトラクション等があり人人!!
館内は「源氏物語と三重」の企画展開催中でボランティアの人の説明つきでした。 なかでも印象に残ったのが2点有ります。第1は『源氏物語』の六条御息所(ろくじょうみやすどころ)のモデルとなった 第38代斎王徽子女王(よしこじょおう)がいた事です。徽子女王のつくった歌のいくつかは『源氏物語』の中でつかわれて居るそうです。第2は個人蔵の江戸時代の「源氏物語屏風」が 展示されて居たことです。時代を感じさせない鮮やかな色彩の作品でした。カメラに収めましたが失敗・・・。

以上の画像をスライドショウにしました。ご覧下さい。

ツールはQponさん提供です。


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