四日市歩こう会
【岸岡山緑地と大黒屋光太夫ゆかりの地】



平成31年2月10日(日)晴れ

  近鉄四日市駅~白子駅~岸岡山緑地~千代崎駅~大黒屋光太夫記念館~若松緑地~江島公園~伊勢型紙資料館~近鉄白子駅(解散)

岸 岡 山 緑 地

  上記画像は岸岡山緑地の展望台の眼下の眺望・景観です。この画像の伊勢湾の奥の海上にはうっすらと知多半島が見えて居ますが、富士山が見える時があるそうです。

  当公園は課外活動の場所になっており、バーベキューが出来るように設備が整っています。また手入れの行き届いた散策道があり、ウオーキングには最適なコースです。

  展望台のある岸岡山の散策道を下っていると左側に小高い丘が有り、その入り口に「岸岡山緑地」の表示があり。・・・次の例会の楽しみにしよう。

大黒屋光太夫記念館・若松緑地

  大黒屋光太夫・・・光太夫は1751年に現在の鈴鹿市南若松町に生まれ、長じて船頭になり1783年に仲間17人で紀州藩のお米や江戸への荷物、薬・紙・木綿等積み、神昌丸 で出帆するが、駿河湾の沖で突然の嵐に会い、操行不能となり7か月間漂流しロシアのアムチトカ島に漂着しその後10年間ロシアの地を転々とし念願かなって帰国す。帰国出来たのは光太夫を含めて3名のみ。17名の内2名はロシアに残り12名は 日本に帰国途中に死亡す。(記念館の職員から説明あり)

  若松緑地・・・当緑地には光太夫漂流記壁画があります。一部壁画を写して来ましたので、当ページの下の画像をご覧下さい。

伊 勢 型 紙 資 料 館

  寺尾家住宅・・・当住宅は江戸時代に建てられたものです。江戸時代には型屋は百数軒あり、その中でも手広く型紙の生産から販売まで行っていた型紙の問屋でした。 この貴重な型紙の商家として、また町家建築として鈴鹿市の史跡に指定される。

  寺尾家から建物の寄贈によって鈴鹿市は建物を修復し、伊勢型紙資料館として無料で一般公開しています。建物や庭を見るとひとつひとつ大変コッタ造りとなっており、当時の繁栄ぶりが見て取れます。





  • 岸岡山緑地展望台





  • 展望台から伊勢湾を臨む。





  • 海上の奥にうっすらと知多半島が見えます。





  • 岸岡山の三角点





  • 大黒屋光太夫記念館前にて





  • 光太夫漂流記壁画




  • 7ヶ月の漂流のすえ、アムチトカ島漂着





  • 漂着してからの日々





  • 3年後自分たちで造船しカムチャッカ半島に渡る。





  • カムチャッカ滞在半年後生存者6人でオホーツク上陸。





  • 帰国を願い、マイナス60度~70度の極寒の中、シベリア横断。





  • 江島公園前にて





  • 伊勢型紙資料館

光太夫漂流記壁画とコメントは若松緑地の壁画をお借りしました。

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