2002年1月5日中部オフの記


仕事の都合で参加が危ぶまれた今回の中部オフではあるが、6日を仕事始めとすると強引に決めて出席を強行した。
今回は大ちゃんの妻さん、好古真之さん、モントリオールのハンマーさんと遠来の方が3人も参加されるので何としてでも出席したかったのだ。特に北海道から参加される好古真之さんには一生お会いすることが無いかもなあなどと考えていたし、司書の駄弁者さんの所の掲示板で書きこみするようになって以来一番遊んでもらった方なのだ。
それと岐阜のSUGさんの4名が今回初対面となる方である。
待ち合わせ時間の30分前に待ち合わせ場所のメディアワンへ行く、がやはり早すぎたか顔見知りの方は誰もいないので、エスカの鎌倉書房へ時間を潰しにゆく、・・・使えるよこの書店、単行本こそ数少ないが軍事関係のムック本がけっこうある、「精密図面を読む」もビニールカバーをかけておいてある、それに探し回っても無かった『南方進攻航空戦』まで置いてある、もう手遅れだよ、昨日bk1で注文したばかりだ。この本を探すついでに買ってしまった本が5万円ほどに達してしまってるんだがどうしてくれるんだ。
それからメディアワンに戻るもやはり知った顔は居ない、うろうろ歩きまわるうちに『辺境の人々』を手にする人を発見、良くみると司書の駄弁者さんもいらっしゃる、モントリオールのハンマーさんと好古真之さんを紹介してもらう。5分もせぬうちに全員がそろう、早く来すぎただけなのね。
オフ会の場所へ行って自己紹介する、司書の駄弁者さん、加藤隆史さん、こじましゅういちさん、SUGさん、大ちゃんの妻さん、好古真之さん、モントリオールのハンマーさんとNALの計8名。もう一人踊るライブラリアンさんは前日高熱を発して欠席、久々にお会いしたかったのだが残念、お大事に。一番残念だったのは踊るライブラリアンさんの掲示板の常連さんである大ちゃんの妻さんと踊るライブラリアンさん自身だったでしょうね。
さっそく食べながら話をする、出た話題がコンピューターウィルス対策をしないのは怪しからんと言う人もいるが、ここ2〜3年でとりあえずインターネットに接続し始めた人にそれを言うのは酷だという話からよくわからない話へゆく「もじゅら」がどうのこうのと言っているので、プログラミング言語の話かと思っていたが、どうもそうではないらしい、何を隠そうこのNALもここ2〜3年でとりあえずインターネットに接続し始めた人種なのである。
その他アニメ版「戦闘妖精雪風」のキャラクターのイメージのギャップが大きすぎるとか、ブッカー少佐のブーメランでケガした跡が見えないのは、ブーメランが戻ってきた時に正面からぶつかったのではなく、くるっと回って後ろ頭部にぶつかったのでは、とか。
好きなイラストレーターの話とか、加藤直之氏が人気でした、こじまさんは『精霊がいっぱい』のイラストレーターを誉めていらっしゃいました、世の中ちゃんと本読んでからイラスト書いてるのかと思わせるイラストレータもいる中、ネタばれしないようになおかつ読み終わってから表紙を見るとなるほどと思わせるイラストを書いているそうだ。
最後にSUGさんとモントリオールのハンマーさんが持ってきて下さったダブリ本を皆で分配する、「あっプロテウスの啓示があるっ」と歓声をあげてこれだけはと真っ先に確保してしまったのがこじまさん、そんなにシェフィールド好きだったのね。『ミュータントSF傑作選』を手にとったのが加藤さん、メリルの『年刊SF傑作選』を3冊ほど手に取ったのが司書の駄弁者さん、この御三方でめぼしい本は全て確保されちまったのでした。
しかしいいのか、遠方より来たるモントリオールのハンマーさんや好古真之さんが遠慮して意思表示する前にさっさと分け前を確保してしまって。
大ちゃんの妻さんはアジモフの著作を2冊ほど。NALはSUGさんがダーコーヴァ年代記は何持ってるのかわからなくなってダブってしまうと持ってきてくれた”ダーコーヴァ年代記”を2冊と『ショートショート傑作選』の3巻、それにモントリオールのハンマーさんが持ってきてくださった『火星夜想曲』をいただいた。ダーコーヴァはNALも何持っているのかわからないので、あわよくば欠番を埋められるかと思ったのでした(埋められませんでした)、結局4冊ももらってるじゃないか。SUGさん、モントリオールのハンマーさんどうもありがとうございました。
SUGさんはモントリオールのハンマーさんが持ってきて下さった中から何か。
モントリオールのハンマーさんと好古真之さんは岐阜と名古屋の3人組の残した跡から何か持っていったんでしょう、何が残っていたかは知りません。本当によかったのかなあ、これで。
昼の部の後夜の部までの間何処で暇をつぶすかということで、上前津から栄まで歩いて、イゼルローン書店(丸善)とガイエスブルグ書店(マナハウス)[注 命名加藤隆史さん]まで行くということになった。古書店へ行きたいというモントリオールのハンマーさんの希望で少し計画変更し鶴舞から上前津へ歩きそこから地下鉄で栄へと多少計画を手直しして出発する、それにしても天気が悪い、冷たい雨が降ったりやんだりである、踊るライブラリアンさんは休んで正解でした。
その間話したり聞いたりした内容をランダムに書く。
SUGさんが本の重みで下の部屋の敷居が変形しそうだと言っている、加藤さんは部屋の底がぬけたら御祖母さんを殺すことになってしまうという、皆同じ心配を持っているんだね。
モントリオールノハンマーさんは『屍鬼』が国内ベスト級の作品だと言っている、そうかやっぱり読んだ方がいいのかなあ、分厚いのでやっぱり躊躇してしまうが、かといって、国内ベスト級の作品を読まずにおくのももったいない気がするし。
好古真之さんはホラーにはキングのような恐ろしい対象を直接出さずにじわじわと恐がらせるタイプの小説とクーンツのような恐ろしい対象を直接出して恐がらせるタイプの小説があると教えてくれる、前者の方が恐そうだが、キングは一冊読んだ限りでは物凄くつまらなかったなあ。クーンツといえば、スティーヴンだね。
鶴舞に着いて順に古書店を回る、特に収穫はない、名古屋の鶴舞、上前津あたりの古書店はここ数年SF関係はぺんぺん草一本生えてないような惨状をしているのだ。
千代田書店で半年前から置いてあったビッスンの『赤い惑星への航海』を司書の駄弁者さんが買う、シルヴァバーグの『ヴァレンタイン卿の城』もある、続編が置いてないからとか言って皆躊躇しているが、シリーズ全部揃って売ってるのを期待してちゃいつまでたっても入手できないよ。モントリオールのハンマーさんが買ってくれたので安心する(←なぜ安心する)。松坂屋前の古書店の分店ではビッスンの『世界の果てまで何マイル』がある、あれ面白いんだよなあとかいっていたら、それならとモントリオールのハンマーさんが買ってくれたので安心する(←だからなぜ安心する)。加藤さんが見つけて見せてくれたのがラッカーの「数学の本」そういえばこちらが本職の方でした。好古真之さんがこんな本がありましたけどと見せてくれたのがゲーレンの本、なぜか所有してたので買いませんでしたが、面白いから読んだほうがいいですよという事だったのだろうか?。
SUGさんはミステリも好きだというモントリオールのハンマーさんにブロックという小説家を紹介していた、「ブロックというと亜空間漂流の・・・」と声かけたらそれとは別の作家ですと教えてくれる、そうかそうなのか
こじまさんは『スペース・ヴァンパイア』を手にして、前から気になっていたんですよと喜んでいる、善きかな、善きかな
大ちゃんの妻さんは買った本のカバーと中身が違っていてなき寝入りする、返品すればいいのに。
店頭のゾッキ本の中で数年前のSFマガジンの年刊ベストでSF関係図書で評判の良かった本(ゾット・ワロップ)を司書の駄弁者さんが指さしている、なぜか誰も買わないので自分が買ったが、いったい何の本なんだろう?(←知らずに買ったのか、うん)、この書店では鳥居民の『昭和二十年』の二巻があったのでそれも買った。
上前津に向かって歩く、こじまさんに書評にかけてあるリミッターを外してくださいと声をかける、一般の人向けであることを考えるとそれをやるのはどうかとかそんな返事が返ってくる、仕事だからね強制はできないが、"ギャース"とか言ってる書評もそろそろ読みたい気がする。
著者名忘れたが『ダイヤモンドエイジ』はナノテクノロジーの描写がとても素晴らしくて良かったそうだ。
書評は批判自由とはいっても売れ行きのことを考えるとそう悪し様にののしることはできないので行間を読んでくれと教えてくれる。
上前津についてつたや書店へ行ってから海星堂書店の南方の店にゆく、ここには一年ぐらい前からサンリオSF文庫が置いてあるのだ値段はオールディスの『マラキア・タペストリ』が2000円、リーミイの『沈黙の声』が1500円といったところ
値段みて騒いだあげく誰も買わず、司書の駄弁者さんは微妙な値付けなんだよな、SUGさんは1000円以下だったらなと言う。「なぜ皆そんなにも常識人なんだ、『ダイヤモンド・エイジ』が3000円、『ヴァンパイア・ジャンクション』が1200円することを考えると安く思えたりしないか?。」
常識人の皆がここは高いからと通りすぎようとするのを無理やり三松堂書店に連れ込む、入り口付近にハヤカワの青背が30冊ほど常識的な値付けで入荷しているのだ、しかし漁られた後でめぼしいものは残ってなかった、こじまさんが歓声をあげた『プロテウスの啓示』もあったんだが。
草鹿龍之助の『一軍人の半生』を買ったりしているうちに何人かは奥の非常識な値付けの本の棚に移っている。ディッシュの『334』が4000円、ディレーニイの『時は純宝石の螺旋のように』が5000円、誰が買うんだこんなもんと思いつつも長い目でみるとポツリポツリと売れてゆくのだから世の中壊れた人のいるものである。
司書の駄弁者さんがゼラズニイの『影のジャック』に1000円と付けられているのを見付ける、好古真之さんがあっと声をあげるがもはや手遅れであった。鬼である、もはや遠来の人に古書店を案内する本来の目的は忘れ去られている。
SUGさんは苦い顔で「短編集好きだから仕方ない」と『ニューワールズ傑作選』を買っていた。この本屋銀背にはそんなに高い値はついてなかったはずだけどなあ?
北へ向う、好古真之さんが興味を示していた、アメ横ビル前へ向うが唯の商店街に過ぎないので特に見るべきものはない、アメ横ビル付近の寺で司書の駄弁者さんが織田信長がどうのと観光案内を始める。
オレここは何百回と通りすぎながらも今の今まで寺があることなんて全然気がつかなかったよ。
もう少し歩いて喫茶店?に入って休憩する。
これだけ本読みがそろっていながら、超ベストセラーの『ハリーポッター』を誰一人として読んでいないことがわかる、加藤さんはハリーポッタースターウォーズ説を披露する「ポッター私はお前の父親だー」
次ぎのDASACONは仙台らしいということで紀由さんと図書室のねーちゃんさんの話が出る,、お二人とも大分ごぶさただなあということで、続いて室戸ひょうえさんとダニール・セルダンさんの名前も、突然そういえばダニール・セルダンさんと誰か(名前ど忘れしました)がけんかしたことがあったなあと司書の駄弁者さんが言い出す。
違うんだよ、もめごと起こしたのはNALと好古真之さんなんだよ、だけどさあ、あれって、周囲の人間が油を注いで火をつけて大火事にした部分がないかい?。
あのとき取り乱したNALが一番見苦しかったのは確かだけどね、汚点だ。
去年のベストは結局『20世紀SF』だったのかという話になる。
SUGさんは70年代が一番ダメだったとおっしゃる、70年代は自分的にはかなりよかった記憶があるのだが、何が掲載されていたのかは記憶が消えている、何が掲載されているか順にあげていってもらうがなぜよかった記憶があるのかよくわからない、70年代っていうとヴァーリーの短編が収録されているはずなんだけどなんだったっけ?とたずねると「逆行の夏」と答えが返ってくる。
それで記憶がよみがえってきた「逆行の夏」とプリーストの「限りなき夏」が収録されていたんだった、やっぱり自分としては”70年代”は良かったなあ。
大型書店に行きたいという大ちゃんの妻さんの要望でしたがもう時間切れということでガイエスグルグ書店とイゼルローン書店はあきらめ、高島屋の三省堂でお茶を濁すことにする。
30分ほどの時間をとって各個自由行動とする。鳥居民の『昭和二十年』が平積みされていたはずなのでそこに向うが影も形もない、月変りしたので撤去されてしまったらしい。
他にめぼしい本もなかったので、SUGさんとこじまさんが居る文庫SFの棚へゆく、「この本屋SF弱いんだよな」と声をかけるとSUGさんがパルコの本屋ががんばっていると思うとおっしゃる、そうかそうかSUGさんもそう思いますか、でもこの前行った時には模様替えされていてあれだけ充実していたSF関係書籍は惨めなありさまに成り果て、並の書店になっていたのであった。そう言うとSUGさんが「担当者が変るといかんのかねー」とおっしゃる、こじまさんは今日たどりつけなかったガイエスブルグ書店が気に入っているそうだ。
『80年代SF傑作選』を買ったかとこじまさんにたずねたらなかなかなくてとおっしゃるのでこの本屋にならあるでしょうと強引に買わせようとするも、無い・・・置いてないです、高島屋の本屋のバカバカSF関係の品揃え悪すぎです、『南方進攻航空戦』もなかったし。
その後こじまさんの後をついてまわる、自分用の本をチェックした後では暇で暇でね。
こじまさんは洋書の棚へ行ってダニエル・ヘクトの著作を探していらっしゃる。
しかし洋書で目的の本を探すのは大変だ、アマゾンで探したほうが楽だと思った。
その後ライトノベルの棚にむかうこじまさんの後を相変わらずついてゆく、加藤さんが『サムライ・レンズマン』と『ザリガニマン』を買っていらっしゃる、しかしオレなんで人の買った本の事ばかり記憶鮮明なんだ。
その後オフ会の夜の部の会場に向けて歩いている途中で今回の大目的の一つを実行する、といっても加藤さんにクロウリーの『エンジンサマー』の感想を伺っただけなんですけど。
読んだのはわかっていても、読んだ感想をインターネット上で表明されていないということはあまりぱっとしなかったのかなあ?と危惧していたら「切なくてとても良かったですよ」と答えが返っきて嬉しくなる。
自分の好きな作品の好評価を聞くのは嬉しいもんです。
ニムさんという方が『エンジンサマー』が好きで、MZTさんの掲示板で話題になったことがあり、それ以来面白いらしいということはしっていたそうだ。
加藤さんは既に『リトルビッグ』も読まれたそうだ、読み方のコツも教えていただく、この本が出た当初クトウルー物かーと勘違いして歯牙にもかけていなかったため著者名に気づかなかった愚か者は私です、気づいた時には姿が消えていて、あっちの本屋こっちの本屋と歩きまわったものだ。
『エヂプト』は今年も出る見こみがなさそうだとも教えていただく。翻訳がかなり困難なんだそうだ。
頼みますよぉー、10年ぐらい待ってもいいからちゃんと出版してくださいよぉー。
もうひとつの大目的のこじまさんに『マインド・イーター』の感想を聞くっていうのは聞き忘れてしまった。
夜の部では何の話をしたっけな?、誰が何買ったかはしっかり覚えているのに。
「佐藤大輔の新刊が出ないよー」と好古真之さんにぼやいていたら司書の駄弁者さんが「うちの掲示板で一番人気のSF作家は佐藤大輔じゃないか」と言い出したり。
クトゥルー物を書かせてもハワードはヒロイックだって話をこじまさんにもう一度してもらったり(ハワードの場合怪物の方が恐いよ恐いよ明るい方へ出ていきたくないよ、あっちへ行くと恐い人間がいるよと怯えているところへ剣を持った人間がドオリャーと切りかかってくるそうです、いいなあハワードそうでなくっちゃ)。
『エンジンサマー』を加藤さんが司書の駄弁者さんに勧めていた際に、こじまさんの「でもぼくは『パヴァーヌ』がつまらなかったから、『エンジンサマー』もどうも」とほとんどいいがかりのような発言から『パヴァーヌ』の話も出る、どうも読んだ人の感想は絶賛とまでいかないようだ、しかしこういう話ができるのも再刊してくれたおかげなので、後が続いて欲しいものです。
「ヘルシングをどのぐらい読んでいるのか」とのこじまさんの質問に「ヘルシングとは何か?」とかいう思いっきり冷水をかけるような返答をしたり(マンガだそうです、スポーツマンガばかり読んでるからなあ最近は)。
質問といえば、「狂犬の夏」もしくは『ボトムズ』を誰か読んでいるかとの質問で誰も読んでなかったり。
インターネットで検索すると『ボトムズ』はミステリ読み系統の人が結構読んでいるのだが、彼らは「犯人が簡単に割れて物足りない」といった読み方をしている場合が多いと話したり。
モントリオールのハンマーさんは「皆もうちょっと面白かった本の情報を掲示板に書いて欲しい」と要望したり(これは私もそう思う)。
加藤さんにこれから有望な作家を教えてもらったり(ニール・ゲイマンと『キング・ラット』を書いた小説家チャイナ・ミェヴィル)。
昨年亡くなった作家の話から「SFは歴史が浅いから初期の大御所が生きていたが、ミステリの場合は初期の大御所が軒並み亡くなっている」 これから大御所になる作家は「イーガン、バクスター、ソウヤー、テッド・チャン」あたりが有望でイーガンは既に大御所になっている。
バクスターはお前小説書く勉強した方がいいんじゃないかというぐらい小説が下手だとか。
そう発言するSUGさんに「バクスターは面白い、やっぱりアイデア第一」とかみついたり、、ごめんねSUGさん、好みは人それぞれと言うことで勘弁してね。
ガンダム系統の話になだれ込んで、セイント星矢やってるガンダムとかの話を聞く、「スペシャルローリング・サーベル」とかやってるんだろうか。それで死んだ人間が生き返ってくるのか?。
モントリオールにハンマーさんが超人ロックがお好きだそうで、超人ロックの話をする、それからエポックのゲーム「超人ロック」の話もする、実は所有していたりする。
麦刈りのエピソードもちゃんとイベントに反映されているのだ、いつかプレイできたらいいですね。
しかし超人ロックも息の長いマンガだ、NALが読んでいたのは、モントリオールのハンマーさんが幼児の頃だから、もうかなり忘れてしまっていた。
『十二国記』や『銀河英雄伝説』の話も出る。
イアン・マクドナルドは本歌取りがうまいのだが、同時期に出版された同じくうまく本歌取りした『ハイペリオン』とすいぶん異なる内容になっているとか教えてもらう。
名古屋近辺のSF関係のHPを持っている方は他に誰がいるかという話もでる。「野尻さん」と声が上がるが名古屋近辺と言えるのだろうか?、あそこらへんは文化圏的には東海ではなく近畿じゃないのだろうか?。後は加藤さんが名前を挙げていらした方とか(知らない人でした)。
遠方より日帰りの大ちゃんの妻さんが帰られて、続いてモントリオールのハンマーさんが飲むのにこんなに早く帰らなければならないとはと嘆きつつお帰りになる。
話題は岐阜ローカルな話題やインターネットの技術的な話題に移っていきつつ夜の部も終わりを告げるのでありました。
総じてSF小説の話はあまり出なかったのでありました、それだけ去年のSF出版の状況がそれだけ寂しかったって事でしょうか。
20世紀SFは良いアンソロジーでありましたが、一般的に短編は人気薄だってことかもね。
好古真之さんの宿泊するホテルまでなおも話しをする、『キャメロット城の守護者』がなかなかないとか。
遠来の方々はたぶん交通費分の楽しみを得られてないよなあと寒くなりながら解散する、でもまた合えたらいいですねえ。
帰りの電車に乗ってSFマガジンを読む、頭に入らないので、簡単そうな森真沙子の短編を読む、途中で隣の人とかに読んでる内容を気づかれたらとても恥ずかしいぞとはっと気づいた、この小説はSFマガジンに掲載されていてアンドロイシが出てくるんだけど、本質的にはSFではなくて唯の変態エロ小説にすぎないんだもんな、爆裂した内容で面白いんだけど今月号は2300円も払わせておいて海外短編一篇だけかよとの情けなさは残るのであった。もっと海外短編の掲載希望ー。
どこがオフ会レポートか解らなくなってきましたが。2時間寝たら、さあ出勤だ出勤。

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