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●  観天望気  ●

 『気象遭難』 という言葉が示すとおり、天候の判断を誤ると、時として遭難につながることがあります。

 しかし、いかに気象情報の入手が携帯電話などで手軽に出来るようになったとは言え、目の前の雲を見て、その現象がどれほどのものなのかを見定めるのは、実はなかなか難しいものです。

 普段は、空を見上げて雲行きを眺めるヒマさえない毎日。ましてや、山から遠く離れた下界で生活している限り、天気によって身に危険が及ぶか否かを自身が判断することなど不可能に近いのではないでしょうか。

 雷がトコトン怖い私としては、 『もっと的確に現場で判断できたら』 という思いがあります。
 山と下界の天気の違いを探り、天気を読む目を養うために始めたのがこの観天望気です。

● 方法 ●

 毎朝、四日市の空模様(天気と雲)を観察する。
 同じく、鈴鹿の山にかかる雲の有無、種類、雲底・雲頂高度を観察する。
 御在所と四日市の気象データを入手してグラフ化し、空模様と比較してみる。

 入手する気象データと入手先
  御在所岳
   風向、風速、日照(熱量)、気温、湿度) → 三重の環境 三重県の大気の状況
   天気(主に12時とするが変更もあり) → 御在所ロープウェイ
  武平峠
   降水量 → 国土交通省 川の防災情報
  四日市
   気温、降水量、風向、風速、日照(時間)、湿度、気圧 → 気象庁 アメダス
  高層気象 → 気象庁 高層天気図
   500hPa、850hPa高層天気図から
    潮岬の風向風速
    御在所岳付近の気温、湿数、各気圧面の高度 (天気図から読取)
  菰野町・四日市市に発表される警報注意報 → 三重県 防災三重

 これらのデータを取捨選択しながら、より意味のあるデータを目指します。


平成26年(pdfファイル)
1月 2月 3月 4月



● 気象に関する警報・注意報をもっと活用しませんか。

 天気の変化を予測するために参考となる情報として 『警報・注意報』 があります。
 たとえば、雷注意報が出ているときに入道雲ができ始めたら、発達の具合や進行方向などを観察しつつ、雷の発生を想定して行動すべきです。

 『山』と言う場所は、県境など、下界で区分している地域の境目に位置することが多く、近隣の地域を含めてこの情報を頭に入れておくことが必要です。

 『警報・注意報』が発令される基準は、地域によって違いがあります。
 大雨注意報を例に取ると、以下のような違いがあります。

大雨注意報基準 (基準に到達することが予想される場合に発表される)
   三重県北部地方:四日市市や菰野町では
     1時間雨量20mmかつ総雨量60mm以上 或いは 3時間雨量40mm以上
   滋賀県東近江地方:東近江市では
    平地では
     1時間雨量30mmかつ総雨量60mm以上 或いは 3時間雨量50mm以上
    山地では
     1時間雨量30mmかつ総雨量70mm以上 或いは 3時間雨量70mm以上
H20.5.31:気象庁HPから引用

 全国各地の発令基準は、気象庁のHPに掲載されています。