大阪オフ、顛末記


 
 平成16年3月20日 お彼岸だというのに、長男の嫁の努めほったらかして大阪は難波で開かれる
「45からの楽しいお部屋」のオフ会に参加することにした。オフ会は夕方の5時からだったが、
ちょうどその日次女が下宿先から家に向かうということで、それならと大阪でランチを一緒に食べようということにし、
ネットで検索しておいた
プチローザというフランス料理のランチ(2500円パン食べ放題付)に行くことにした。
 前日は次女は4回生の追いコンということで、夜遅くなるけどがんばって用意するから・・・というメール内容であった。
次女のがんばっては
アテにはならんが、昼のことだし、豪華ランチは貧乏下宿生にはかなりのもんであろうとの予想であった。

 で、当日朝8時すぎに長女に車で40分のとこにある近鉄駅まで送ってもらい、
予定の大阪まで直通の特急の発車時刻15分前に着いた〜〜
よっしゃ、予定どおり!!と喜ぶ間もなく切符売り場には

【次初の大阪行き特急券は売り切れました】 との無情な張り紙・・・。

二日前まで特急券たくさんあったのに・・・甘かったわ・・・
世間はすでに春休みじゃん。みんなUSJとか遊びに行くよなぁ〜
こんなことなら、ネット会員になって特急券おさえとけばよかった・・・
なんてぼやいても後の祭りさヤレヤレヽ(~〜~ )ノ
しょうがないので、乗り継ぎにはなるが20分後の特急に乗り、
ひさびさの旅にうかれておりました。
次女には「一本電車遅れるから30分待ち合わせ遅らせてね」と
ホームからメールしておいたから大丈夫だろうと思ったが
1時間経ってもレスがないのに不安になり、ひょっとして・・・と思った矢先きゃつからの電話

「ごめん・・・今起きた。ランチ無理っす<(_ _)>」

「はぁぁぁぁ???今まだ10時だし、急げば大阪12時に間に合うでしょう?」

「だめ・・・片付けまだしてないし、荷造りしてないし、掃除機かけてないしetc・・・」      

「あんた・・・昨夜何時に帰ってきたん?」

「・・・・・・・・・・・・・・2時半・・……(-。-) ボソッ」

「夜の・・だよね?」

「うん、そう♪」

「・・・・・・・・・・」

「だってぇ、いろいろあって忙しくてさぁ〜。帰ってから片付けだけはしたんだけど、
そうしたら4時になっちゃってさぁ 掃除機は夜中にかけられないから、
起きてからやろうって思ったしさぁ・・(いいわけetc.)」

「もういいわ・・・私一人で勝ってに行動するから。あんたはとっとと支度して家に帰りな〜〜」


 と、言うわけで、娘にふられた私は日本橋で降り、ホテルに荷物だけ預けて一人で行動することになったさ。

 朝から曇ってはいたが、大阪に着いたらそこは
雨〜〜どしゃぶりではないがけっこう振ってた。
しかたないのでそばにあったドラッグストアで280円の傘を買い、
難波プラザっていうビジネスホテルまで歩いていった。
このホテルは友達に聞くとかなり回りの環境が
おピンクらしくて、
友達自身このホテルはラブホだとばかり思っていたというしろものらしい。
その話を聞いた時は変えようかとも思ったが、なんせ、
一泊5000円朝食つきという
超激安に負けて宿泊決定。襲われちゃったらどうしよう〜〜とふと思ったが、
中年女を襲う物好きはいなかった(爆)

 難波ってとこは、かなりの繁華街で人間の
欲望のるつぼっていうか、カオスっていうか、
とても
人間臭い街
案の定、難波プラザは
昼サロのまん前に立地しておった^^;となりはキャバクラだしぃ〜
怪しげなマッサージ屋
さんはあるわで、だいじょうぶかいなと不安になったが、
ホテルのフロントのおねえちゃんはごくノーマルな人だったのでちょっとほっとする。
そのノーマルねえちゃんに今夜の枕を選ばせてもらい、一人でフランス料理もあほらしいので
近くのお好み焼き屋を教えてもらって、いざ大阪カオス街一人歩きさ!
せっかく、パン食べ放題だからこっそりお持ち帰りしようとビニール袋忍ばせてきた私の努力はどうなるんだ。

 入ったお好み焼き屋さんは
【千房】本店。4年前に一番最初にオフに来たときに来たお店だった。
土曜ということで3組ほどお客さんが待ってみえたが、私は一人ということでカウンター席に先に通してもらった。
何にしようかと迷ったので、店の女の子に
「お勧めはなあに?」と聞いたら
「春の味わい」なんかどうでしょう〜〜^^
ということでよく考えもせずそれをたのんでみた。
 ←これがたのんだしろもの。見ただけじゃわかんないけど
 春ってことで中に
新たまねぎ新じゃが菜花が入っている。
 たまねぎってなんだよ〜〜〜お好みはねぎだろう〜〜〜〜
 んで、じゃがいもってなんだよ〜〜
邪道じゃあ〜〜
 こんなことなら大人しく、ねぎ焼きか豚玉にでもしときゃよかったよ〜〜(泣)
 くそぉ・・・と横目で隣の人の注文したおいしそうなねぎ焼きを見つつ
 やけで食べたのであった。もったいないから全部ぺろっと食べたけどね(^。^;)
 
ちょっとお好み焼きが嫌いになりそ・・・今度からは自分らしくオーダーしよっと。

 ま、不服ではあったがお腹は満たされたので、難波の高島屋にむけて歩いていった。
千日前商店街の出口にはりくろうおじさん?だっけ・・・とかの
チーズケーキ屋さんがある。
前、次女がこれが大好きだと言ってたのをふと思い出し、荷物になるけど、1つ買い求めることに。
ここは焼きたてが売りらしくて、焼けあがるのを待つ客が常に5〜6人はいる。
その列にあたしも並んだ。程なく
チリンチリン♪という鐘の音とともに焼き上がり、
ほっかほっかの湯気の出ているチーズケーキがオーブンから出されてきた。
カウンターには試食どうぞと書いた札の横に一口大に切ったチーズケーキ・・・
どれ・・・と一つ取ろうとしたが、ここのケーキ、ふにゃふにゃで取ろうしたそこからぐじゃっとくずれていく(^^;;
でも、少しだけ指にくっついたのを口に入れてみた。味は・・・
う〜〜〜〜ん微妙だ・・・さっぱりしたふんわりチーズっていうか、まぁ、値段(1個500円)の割りには
おいしい部類なんだろうがあたし的にはもちょっとハードでコクのあるタイプが好きなもんで
これはどうかなぁ〜。ま、それはそれでおいしく食べたけどね。
おいしかったら2つと思っていたが、そこそこだったので、一つにしていざ、

高島屋へGo!

半年バイトでためた金で洋服でも買うぞと意気込んで出かけた。

 あれやこれや楽しく探した結果、
戦利品2点ゲット〜〜
プリントのスカートと、ベージュのパンプスを手に入れたのさ^^
荷物がたくさんになって、いかにもチーズケーキがじゃまになり、そうだ、娘がいるやんということで
難波に向かっている娘と4時前に駅改札で待ち合わせ、持って行ってもらうことにした。

生ものだしね・・・。

 そうこうしているうちに、オフのメンバーから難波に着いたとのメール、あんど電話。
高島屋のヴィトン売り場の前を待ち合わせ場所として、いそいそと行ってみた。
そこには以前写真を見せてもらって一応顔は知ってた二人が立っていた^^
北海道からはるばる二人して本土にやってきたのであった・・・。 

 二人とも思ったより小さくて華奢で、上品な感じの人であった。でも、口を開けばほれ、いつものあの人達で(笑)
なんか現実に
でお会いするのがとても不思議な感じがしてけっこうあたし、感激したかも。
オフってはじめて逢う人達なのに、ネットで話しているせいか不思議とすぐに溶け込める・・・
と、よく言われるのですが、私の場合、やはり多少人見知りをしてしまい、いわゆる
猫かぶり?をしておりました。オフ参加者は一様に「大人しかったよね〜〜」と口に出されます、ハイ・・・。
3回ほど逢っておしゃべりしている仲良しの友達がいたらもうちょっとはしゃげたのにな〜〜
一緒に行けなくて非常に残念だった。

 そうこうしているうちに他の参加者も全員集まり、 
イメージどおりの方もそれなりの方もええ?という方もいっしょくたに
戎橋(通称:ひっかけ橋)に向かって歩いていった。そこで、もう一人のメンバーと落ち合い
いざ、会場である、【がんこ寿司】にむかった。その時点で7名、後から3名が加わり
大阪名物?
てっちりに舌鼓を打ったのであった。(笑)
右の写真がその証拠写真。てっちりなんて食べたのはもう何年前だろう・・・
すでに河豚の味わいも忘れてしまっている状態で、てっちりの他にてっさと、河豚のから揚げ
付だしも付いて5000円なら安いんだろうな。名古屋だったらきっと10000円はすると思う。

 オフでの話しはオフレコなのでここでは書けませんが、あれやこれやふかぁいところまで話せて
けっこう楽しかった^^ 

 2時間ほどいて、二次会にカラオケに行こうということになり、                 
子連れの人だけそこで別れ、カラオケに行くついでに
水掛不動さんにお参りし、食い倒れ人形を鑑賞し、蟹道楽の蟹を眺め、いざカラオケへ・・・

 一人、セミプロ並みにうまい人がいてカラオケ会場はほぼその人の
ワンマンショー化となっていた。
 ムードとしては
五木ひろしらしい(笑) 若い頃に4社から歌手にならないかと
誘われていたというからたいしたもんだ。その後で歌うのは
非常に辛いもんがあったが、それでも、下手は下手なりに
2曲ほど歌ってみた。ひさびさのカラオケということもあり、しかもねこかぶり状態であったので
あんまり熱唱はできんかったがな・・・。歌ったのは、いつものあれ・・・そう【糸】と
【涙そうそう】こういうゆっくりテンポの曲って音程はずすと目立つのよね^^;;;;

聞きたい曲と歌ってよしの曲は違うもんだなぁと思い知る。

 2時間半カラオケ
でねばり、最後に全員でスタンディング&肩組
「この素晴らしい愛をもう一度」を揺れなが歌うという青春も真っ青という快挙をなし
爽やかムードでカラオケ二次会を終了したのであった・・・(^▽^;)

 その後、大阪で絶対にたこ焼きが食べたいという部屋主の我儘いや・・・意向で
有名な行列のできる大たこっていうたこ焼き屋さんにみんなで行った。
けっこう夜遅かったのに、まだ並んで待っている人がいたが、10分ぐらいで順番になった。
ここのバイトのお姉さんやお兄さんに
「お姉さん、おいくつ焼きましょう?」
って言われて、みんな何気にいい気分になった(笑)       
いったい何歳ぐらいまでお姉さんって呼んでもらえるのかな?たぶん、年齢制限無しだろな^^;

      解っていても言われりゃ嬉しい年頃の面々・・・

さすが、浪速の商売人、客扱い上手いわ。と感心してしまった。
そして、まだ寒い大阪の空の下でふうふうしながらパクついたたこ焼きは
ある意味河豚以上においしかったかもしれない^^;

そのあと、戎橋で記念撮影をして、夜の10時半頃解散になった。
夜も遅いのでホテルまでの一人歩きが不安だったが、
結局無事にホテルまで行けた。深夜といってもまだまだ人が多くてかえって安全なんだろうな。

 ホテルでは荷物と指定した枕がすでに置いてあって、疲れた私はとりあえずバスタブに湯を張って
ゆったりとその日の疲れを癒したのであった。気がついたら30分ほど寝ていた。
お風呂を出てからは、オフにこれなかった友人と電話であれやこれや話し、12時過ぎには就寝。

           健全な一日を終えたのであった。

 こんなに長く書いて疲れ果てた・・・次の日ははしょっていくぞ

朝はゆっくり9時過ぎまで寝て、10時すぎにモーニングを食べ、友達に勧められた
吉本会館の新しくオープンしたという
アミューズメントに行くつもりが、前まで行って一人で見てもつまらんことに気づき、
難波パークスに変更。
今日もまたショッピング三昧ということに(笑)難波パークスは六本木ヒルズの建築家と同じ人の設計で
都市と自然の融合  みたいなコンセプトの代物。高いビルが階段状になっていて、そこに庭がしつらえてある。
↑これが難波パークスだ! 難波パークスの庭から見た光景 こんなふうに階段状になって
庭がある
で、朝食が遅かった為お昼はここでケーキとコーヒー程度にして(これがまた高かった)
セーターとジャケットを買い求めいろいろなお店を覗いて楽しみ、買い物三昧の旅を終えるべくおみやげの

たこ焼き
を買って近鉄特急に乗ったのであった。

 帰りの特急では隣に若いサラリーマン風の男の子が座ったが、でっかい図体でぐうぐう寝たおしておった。
あたしは窓際だったのでトイレに行くのにも、なぜかその子を起こしてはなるまいと気をつかう始末・・・。
ま、性分だからしょうがないんだが、一人座りがよかったなぁ〜。
帰りの二時間はオフで会った友達とのメール交換と、持ってきた本と仮眠で過ごし
駅まで迎えにきてくれた娘の車で無事おうちにたどり着いたとさ。  ちゃんちゃん♪

 
次の日、疲れてダウンしていたのはゆうまでもあるまい。(笑)

 
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