社会福祉法人・すずらん福祉会《楽々館》主催〜10月ミニ・ステージ〜
         
          FelizTango2(フェリスタンゴ2重奏)


                                   日時 : 2005.10.17(月)、13時30分〜1時間余
                                   場所 : 楽々館ホール

     演奏者 : バンドネオン  島田由美子
             ピアノ       大橋 和代


     毎月、音楽, 舞踏などのイベントを開催して、デー・サービス利用者と地域住民との交流の場を提供して
     いる恒例の「ミニ・ステージ」も今月で5回目を数えることになった。
     今月は四日市市内はもとより近隣の市町村、そして名古屋市と周辺都市で演奏活動している島田と大橋
     のフェリスタンゴ2重奏がボランティア出演することになった。
     島田は本来のコンサート演奏活動の間隙を使って、学童保育教育の場とか社会福祉施設には積極的に
     手弁当出演を行っており、今回もその一環として名古屋在住の大橋の協力を得ての参画となった。
     
     10数曲の演奏に際しては、曲や演奏に纏わる逸話も交えて講釈し、特にデー・サービス利用者には結構
     楽しんで貰えたようである。
     開催者は事前に曲目の連絡を受けて、4〜5枚の大判わら半紙に演奏曲の歌詞を書いて背後壁面などに
     張り出していた。
     これはタンゴ・バージョンにした『川の流れのように』とか『大きな古時計』などを全員で唱う為であった。
     この試みは見事に当たってホール内は大いに盛り上がっていた。
     勿論、フェリシア、ロカ、夢の中、エル・チョクロ、ラ・クンパルシータ、リベルタンゴなど定番メニューに加えて
     ジェラシーなどのヨーロッパ・タンゴも何曲か披露し、アンコール曲のアディオス・パンパ・ミアまで終始
     楽しんで貰えたようだ。

     なお、ホール内の左右前後の余裕壁面には、愛知万博のEXPOホール等で介護士さんたちが入手した
     ブエノスアイレスのタンゲリーアにおけるダンス・シーンとかアルゼンチン観光名所の拡大写真が所狭しと
     張ってあった。また、スペイン語を勉強中の司会者がスペイン語で開会の挨拶をしていたのには客席が
     一瞬固まってしまったが、一呼吸置いて感嘆の声に変わっていた。

        
        フェリスタンゴ2重奏と来場者                    フェリスタンゴ2重奏

                           [註] 写真提供は《楽々館》

              全体目次                           フェリスタンゴ