バックロードホーンスピーカー
バックロードホーンスピーカー
スピーカーってのはユニットの性能も大事ですが、エンクロージャーの性能によっても音質が大きく変化します。
そこで、自作オーディオでは定番のバックロードホーンを作り、音の変化を体験してみる事にしました。
今回は、板を切り抜いたものを積み重ねて、滑らかな「ホーン」を作り出し、ユニットの特性を最大限に生かす、
「長谷弘工業」さんのバックロードホーンスピーカーを基に、自分で作ってみました。
※尚、このスピーカーの製作及びサイトへの掲載は長谷弘工業さんに許可を頂いています。
ちなみにバックロードホーンは、ユニットの裏にホーンを設け、そこで音を反響させて豊かな響きを得るのが特徴。
また、パスレフのポートのような風切り音の発生源がないので、大音量にしても音の変化が少ないのが利点です。
今回は省スペースかつオシャレなヤツが欲しかったので、側板にガラスを使ってみました。
製作の手順としては、MDF(木の粉を押し固めた板)をジグソーで12枚切り抜き(これがむちゃくちゃしんどい)、
貼り合わせて表面を整え、ウレタン塗料で表面をハードコートして、上からつや消しブラックで仕上げ塗装。
ガラスはネットでオーダーして、家のボール盤にガラスドリルを付けて穴あけ。割らないかが心配でしたが(*_*)
最後に本体に鬼目ナットを付けて、ユニット付けて、吸音材入れて、ターミナル付けて完成!
ユニットはFOSTEXのFE87Eを使用。エントリークラスですが、スピーカー初心者にはこれでも十分な性能です。
ちなみに一番下の写真は、中3の時に作った「初代」バックロードホーン。これはもはやホーンじゃない・・・
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