アルミ部品鏡面加工

アルミ部品鏡面加工
2009/10/6

金を掛けずに見た目を綺麗にする方法として、最初に思いついたのがアルミ部品の鏡面加工。
時間と手間は掛かるものの、電動工具とコンパウンドは家にあるので出費の必要がありません。
まずは実験として、オイルポンプのカバーを磨いてみました。


全体的に塗装が浮いてきていますが、傷は見当たらないので磨けばピカピカになってくれそうです。


塗装剥がしはアングルグラインダーとダイヤ粒子付のブラシを使います。やっぱり電動は快適ですね!
後々知ったのですが、このブラシは特注で5000円するそうです。でも父が知り合いから安く仕入れたそうな・・・。


粗方の塗装が剥がれたら、ここからは手作業で磨いていきます。
400,800,1500と番手を変え、表面が滑らかになるまでひたすら水研ぎの繰り返しです。
風呂にまで持ち込んで、2日掛けて仕上げました。後で「風呂の床が汚い!」と怒られましたが(-_-;)


文字の隙間など、ペーパーの届かない所はリューター+コンパウンドで。


ただ、リューターを使うと磨き跡が残ってしまうので、綿棒でもう一度磨き直す必要があります。
といってもすぐに消えるので大した手間ではありません。


最終磨きの直前の状態です。まだ傷は残っていますが、アルミらしい輝きを放っています。


綺麗に磨き終えたらポリマーコーティングを施します。アメリカ製の車ボディ用のポリマー液です。
IPAで脱脂後、コイツを塗り込んで乾かして、バフで磨きあげて完成。
酸化防止効果の高いポリマーなので、アルミの輝きを保つのにはうってつけなんです!


試しに取り付けてみましたが、エンジン全体を磨けばなかなかいい感じに仕上がりそうです。
でもこまめに磨かないと維持が大変そうですね・・・。


このカバーに次いで他の部分も磨こうと思いましたが、ネジが固着していて外せない所が多かったので、
しばらくの間はネジ外しに専念したいと思います。急いで外そうとして頭を舐めたくないですし(^_^;)
とりあえず、今年中にエンジンだけでも仕上げるつもりです。




© 2008-2009 CRAFT.D