200クラウン・アスリート
製作工程


○2009/7/14○


これ以外にもストックがあるから、早く消化しないと(汗)


パーツ数は平均的といった所でしょうか。
ダルさを感じるパーツは少なく、全体的にシャープな印象です。
特にボディの角は痛いぐらいしっかり尖ってます(痛)


シャーシは、数年前に発売されたセルシオのキットの流用でした。
アオシマから発売されているセダンは、ほぼこのシャーシを流用していますね。
金型製作はハイコストですから、妥当な策だと思います。


このキットで一番好感が持てたのはバンパーの接着方法。
カギ状の突起によって簡単に組めるようになっているのでかなり楽!
これからのキットも同じようにしてもらえるとありがたいです。


バンパーが簡単に組めるのにプラスして、組み付け精度もバッチリです!
自分の中で「高品質+組みやすい=タミヤ」という方程式は成り立たなくなってきました(^-^;)


うちのクルマはオプションのグラスルーフは付けてないので、今回は再現しません。
でもくりぬき部分がヒケているので、しっかりと下地処理をしなければ・・・。


では早速ボディの製作から。
ドアのスジが浅いので、Pカッターで念入りに彫っておきます。
でも絶対に一回は“脱線”してボディを傷つけちゃうんです(泣)


リアバンパーに小さいヒケがあるので、パテで埋めて整えます。
ここ以外で修正を加える必要がある所はほとんどありません。


表面の汚れを洗い落として、サフを吹きました。
ルーフのヒケは奇麗に消えていて、目立った傷もなく一安心です。
最近は気温が30℃を超えるので、乾燥が早くてはかどりますね。


すでにメッキがされているグリルとヘッドライトにスモーク塗装を施します。
実車は単なるメッキではなく、“青みがかったガンメタ”といった感じですので、
「スモーク+クリアブルー少々」を吹いて再現しました。
ホイールは「シルバー3+ブラック1」で暗めのシルバーにしました。



○2009/7/15○


今日はロイヤルの方も進めていきます。
キット内容の違いは、ホイール、グリル、テールライト、フロントバンパーです。
あとアスリートに付いているリアエアロは入っていません。


ん〜、なかなか綺麗なグリルです。ちなみにロイヤルにはスモーク加工は必要ありません。


さて、若干速く進んでいるアスリートに追いつくため、ロイヤルのサフ塗装をします。
なかなかいい感じで作業していたんですが・・・・・・・。


ぬぬぬぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!!!!!!!!!

最近ノズルの掃除を怠っていたのが祟りました(泣)
ペーパーで整えて吹き直しです。


ボディが乾燥するまで、シャーシの製作に取り掛かります。
これはディスクの裏側の接着面ですが、ペーパーで荒らしてあります。
こうすると接着力が上がるので、力の掛かる部分には効果があります。


エナメルで塗るつもりだったので無塗装で組んだブレーキですが、急きょエアブラシ塗装。
こういう時にマスキングしなくても細かく塗れるエアブラシは重宝しますね。
それにしても、スポーツカーにしか必要ないブレーキをなんでセダンなんかに・・・(-_-;)


全く同じシャーシがふたつ・・・。意味もなく、なんだか贅沢な気分です。


このキットはアスリート、ロイヤル共に一緒のタイヤが入っていますが、
実車ではホイールサイズも銘柄も異なるので、別のタイヤに付け替えて差別化しました。
左がキット付属、右が付け替えたものです。ちょっとはスポーティになったかな?


ロイヤルにブラックを吹いたのち、完成したシャーシと仮組みしてみます。
やっぱり実車よりもエッジが際立っている気がしますが、思ったよりもカッコいいです。
ただ、ホイールが若干奥に入り込んでいるのが気になるので、後日調整したいと思います。



○2009/11/25○


ご無沙汰しておりました。
今日は20℃近くまで気温が上がるとの予報だったので、朝から晩までぶっ通しの作業です!
さて、前回ボディ塗装をした後にガラスコーティングをしておいたのですが、ご覧の通りの艶です。
日数が経った事によって硬度が増してツルッツルになってます(^^)/


内装を塗装する前に、実車の色合いを確認しておきます。
こげ茶、艶消し黒、ウッド部分が半ツヤの黒塗装という感じでしょうか。
最初はインストの指示通りに調色してみたものの、明らかに色がおかしかったので却下!
そこで自分のセンスと勘を信じて、適当に調色してみましたヽ(^。^)ノ


ちょっと明るめですが、求めていたこげ茶色が出せました。
ボディをかぶせたら丁度いい色合いになると思います。


造形がシャープなので、ナイフがスムーズに動いてくれて楽です。
やっぱり黒が入ると引き締まって見えますね。


数ある作業の中で一番好きな時間が「塗装後のマスキング剥がし」
ビシッ!と塗り分けられているかどうかドキドキですが、それが楽しいんです(笑)


一通り塗り終えたらエナメルでウッド部分とスイッチ類、ハンドルと塗装。
あとはデカールをちょいちょいっと貼れば完成。まぁまぁ良い感じですな!


窓枠の塗装です。今回は実験として、クレオスのメッキシルバーを使いました。
量の割に1000円近くする“高級品”なので、とにかくケチってケチってケチりまくって使います・・・。


軽く吹きつけるだけでピカーッと光り輝きます。メッキとまではいかなくとも、なかなか使えます。
ただし塗膜がデリケートなので、不意に触ったりしないように気を付けないといけません。


Bピラーをエナメルで塗った時に、周りのスジ彫りに塗料が流れちゃったので、
今回はスミ入れをやってみました。おもちゃっぽく見えるので本当はやりたくなかったんですが(^_^;)


そうこうしているうちに完成!白いボディは写真が撮りやすいですね〜。
この勢いでロイヤルの方も進めます。




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