30セルシオ

30セルシオ(アオシマ)
セルシオの初代である10系が発売された時は、その驚異的な静かさと品質に世界のメーカーが驚愕したそうな。
20年近く経った今でも初代セルシオを見かけますが、さほど古さを感じさせないのは秀逸なデザインのお陰でしょうか。
そのセルシオの歴史を締めくくる車種となったのが、この30系後期。すでに生産は終了していますが、
中古車市場で高値で取引されているのを見ると、“高級セダン→セルシオ”の図式は全く崩れていないと実感します。
ただ派手な色に塗り替えたり、いかついエアロを付けるVIPカーに改造するのは如何なものかと・・・。

さて、このキットはセダンのラインナップを拡充するべく製作した、LS600hLに続く第2弾。
アオシマのセダンには共通して言える事ですが、アオシマお得意のVIP仕様に対応するためか、ブレーキがブレンボだったり、
シャコタン対応の足回りだったり・・・。あくまで「ノーマル風」を求める者としてはかなり鬱陶しい仕様です(汗)
特に足回りのガタの大きさが気になったので、今回は接着剤をたっぷり流し込んでガチガチに固めてしまいました。
でもシャーシ以外は非常に品質がいいキットだと思います。

※自分の不手際で、リアのメッキガーニッシュをゴミと勘違いして捨ててしまいました・・・。

○GOOD!
・着色済みのテールランプ。
・フジミのLS600hLよりも重厚感が感じられる。

×POOR!
・ノーマル仕様のキットなのにブレンボ&ドリルドローター。
・車高調ギミックの代償で足回りのガタが大きい。
・内装が簡素化されているのが寂しい。














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